中村 浩之なかむら ひろゆき 学習院大学理学部化学科教授 |
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専門: | 有機化学・創薬化学・化学生物学 |
担当講義: | 有機化学概論T・有機化学概論U・応用生物学特論X・基礎化学実験1(化学科)・基礎化学実験2・化学実験2・化学輪講・化学特別研究・化学特別演習・生命科学特別研究・生命科学特別演習 |
住所: 電話: FAX: e-mail: |
〒171-8588 豊島区目白 1-5-1 学習院大学理学部 03-3986-0221(内線 6491, 研究室 6473) 03-5992-1029(理学部事務室) hiroyuki.nakamura@gakushuin.ac.jp |
学生へ一言 病気の治療、診断、予防のための医薬開発においては、 新規骨格の生理活性物質の発見が重要であり、 これらは主に天然有機分子や偶然の活性発見によって見い出されてきた。 これらのいわゆる天然型生理活性分子は生体内において その標的である受容体タンパク等と相互作用して活性が発現していると考えられている。 現在、がんをはじめまだまだ特効薬のない病気があり、また新しい病気の発現の可能性もある。 そういった中で、21世紀の医薬開発における生理活性分子の創製には、 これまでの研究とは異なるアプローチが必要である。我々の研究室では、 医薬素材として生体内に存在しないホウ素元素に着目し、 これを導入した新しい生理活性分子の創製を目的として研究を進めている。 我々が標的とするタンパクに特異的に作用する生理活性分子を設計・合成するだけでなく、 合成した化合物の標的タンパクへの相互作用についても分子生物学的手法を用いて調べ、 構造活性相関を明らかにするとともに、さらなる分子設計を行っている。 このように、本研究室では有機化学を基軸として分子生物学との境界領域に挑戦しており、 「新薬創製」という大きな夢に向かって日夜研究に励んでいる。 |
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