国際研究集会「計量・数理政治学のフロンティア」

■日時 2012年1月6日(金)、7日(土)

■場所  学習院  大学 東2号館 13階 法学部大会議室  (学内地図

JR目白駅の改札を出てすぐ右手に西門があります。が、初めての方は、まず目白通り沿いに正門まで進み、そこで丁度右に曲がって木立の中を細い道なりにまっすぐ進むのがよいと思われます。一番背の高い建物にぶつかると、それが東2号館です。駅から10分くらいです。

■内容・目的
広く計量・数理政治学について、英語雑誌に投稿する予定の論文について報告いただき、じっくり議論し ます(なおこれまで報告された論文がAmerican Journal of Political Science, American Political Science Review, Journal of Theoretical Politics, Public Choiceに掲載・採択されました。詳しくはこちら)。
また普段海外にいる方が日本に帰国するついでに立ち寄り、国内外の研究者の交流の場になることも企図しています。

■プログラム

報告要旨

◎1日目(1月6日(金))

◎午前の部 司会 名取良太(関西大学)

9:00
参加者自己紹介

9:10
福元健太郎(学習院大学)・吉田あつし(筑波大学)
"Boundary that Matters: Causal Inference of the School Quality Effect on Land Prices"

10:00
矢内勇生(University of California, Los Angeles)・籠谷公司(Trinity College Dublin)
"Scramble!: External Threats, the Base Politics, and Voting in Okinawa"

10:50
休憩

11:10
ラウンド・テーブル:How to Publish in Leading English Journals
次の2人による話題提供に引き続いて、論文をどのように書くか、各ジャーナルの編集方針や採択状況はどうなっているかなどといったことについて、インフォーマルに情報交換したいと思います。
堀内勇作(Australian National University)
今井耕介(Princeton University)

12:00
昼食。1階105号室へ移動。立食形式で主催者が用意します。

◎午後の部 司会 岸本一男(筑波大学)

13:00
堀内勇作(Australian National University), Benjamin E. Goldsmith (University of Sydney), and Terence Wood (Australian National University)
"Doing Well by Doing Good: the Impact of PEPFAR On Global Public Opinion"

13:50
井手弘子(筑波大学)・境家史郎(東京大学)
"The Effect of Discussion Rule on Group Deliberation: An Experimental Study"

14:40
休憩

15:00
今井耕介(Princeton University)・In Song Kim (Princeton University)
"Understanding and Improving Linear Fixed Effects Regression Models for Causal Inference"

15:50
石原章史(RWTH Aachen University)
"Strategic Candidacy via Endogenous Commitment"

16:40
休憩

17:00
籠谷公司(Trinity College Dublin)・飯田健(神戸大学)
"Find Your Weakness: Domestic Turmoil and Deterrence Failure"

17:50
休憩

18:15
懇親会(会費制)
東2号館1階で待ち合わせ(もしくは懇親会場に直接行っていただいても構いません。)
いわし料理 すみれ(TEL 03-3952-3896)

◎2日目(1月7日(土))

◎午前の部 司会 堤英敬(香川大学)

9:00
尾野嘉邦(国際大学)・有賀賢一(Ohio State University)
"Electoral Rules, Parliamentary Career, and Ministerial Appointment"

9:50
古賀純(Emory University)
"When Does a Political Leader Intervene in the Military? Bayesian Analysis of Latent Coup Risk"

10:40
休憩

11:00
梅田道生(日本学術振興会特別研究員(PD)・東京大学)
"The Gender Gap in Political Preference and Voting Behaviors among Japanese Electorates"

11:50
昼食。1階105号室へ移動。立食形式で主催者が用意します。

◎午後の部 司会 辻陽(近畿大学)

13:00
和田淳一郎(横浜市立大学)・坂口利裕(横浜市立大学)
"Panel Analysis of Voting District Data Using a Geographic Information System (GIS) "

13:50
山本鉄平(Massachusetts Institute of Technology)・今井耕介(Princeton University)
"Identification and Sensitivity Analysis for Multiple Causal Mechanisms: Revisiting Evidence from Framing Experiments”

14:40
休憩

15:00
ラウンド・テーブル:参議院議員選挙の市区町村別データ
本研究集会の主催者である科研プロジェクトについて、次の報告に引き続いて、研究組織メンバーによる研究構想を報告し、参加者の皆様からのコメントを伺う機会にしたいと思います。
西山奎佑(関西大学)・石山篤志(関西大学)
「参院選市区町村別選挙結果データおよび政治・社会・経済諸データの整備状況」

15:50
休憩

16:10
主催科研のメンバー(研究代表者・研究分担者・連携研究者)のみによる打合せ(非公開)。

※冒頭に書いてある方が口頭報告者です。(論文の筆頭著者とは限りません)

■応募方法
◎報告しない参加の場合
氏名(漢字)、所属、報告なしの参加の旨、電子メールアドレス、懇親会(有料)、初日の昼食(無料)、2日目の昼食(無料)の出欠を、11月9日(水)〜12月9日(金)の期間に、岡部副手(20100151あっとgakushuinどっとacどっとjp)宛へお知らせ下さい。
◎報告する場合→募集は終わりました
氏名(漢字)、所属、電子メールアドレス、報告題名(英文)、概要(英文、 150 words以内)をメールで福元宛に10月 27日(木)までにお知らせ下さい。なお論文もあればご提出いただけると助か ります。但し論文があるからといって優先して採択するわけではありません。 企画委員会が審査し、11月10日(木)までに採否をメールでお知らせすると ともに、プログラムをこの研究集会用のホームページに掲載します。

■報告者の方へ
・1報告の持ち時間は50分です。その中で、質疑応答の時間配分を何分にするか、最後にまとめるか、随時受け付けるかは、報告者にお任せします。当日冒頭にお話下さい。
・報告で使用するパワーポイントのスライドを(なければその旨を)12月15日(木)までに(例年より早まっているのでご注意下さい!)岡部副手(20100151あっとgakushuinどっとacどっとjp)へお送り下さい。 ファイル名はお名前を入れて下さい(例:Fukumoto.pptx)。 こちらでまとめて印刷し、当日配布する他、予めパソコンに載せておきます。 なお論文はこちらでは印刷・配布しません。 会場では、こちらでパソコン(Vista)、プラズマ・ディスプレー、リモコン・マウスを用意します。 当日の時間を節約するためなので、ご協力よろしくお願いします。

■その他
・当日は大学が冬休み中のため、会場である東2号館は施錠されております。午前8時半から9時までは、建物北側にある入り口にアルバイトを立て、常時空けておきますが、それ以外の時間帯の場合、上記入り口にあるインターホンで、内線(4405または4311)に連絡して、アルバイトに解錠してもらってください。但し事前登録者に対してしか解錠いたしません。
・フェイスブックの(公開)グループを活用していきたいと思いますので、アカウントをお持ちの応募者は、もしよろしければ、「友達」のリクエストを福元までお送り下さい。なおこれはあくまで希望者のみの任意で、 無理にアカウントを作ったり「友達」になっていただく必要はありません。
・会場では、飲み物、茶菓を用意致します。
・暖房の調子が悪い場合があり得ますので、誠に恐縮ですが、防寒対策をお願いします。
・変更事項がある場合には、岡部ではなく福元(First Name dot Last Name at gakushuin dot ac dot jp)までご連絡下さい。
・この研究集会は、少なくとも科研費が終了する2014年までは、毎年1月頃に開催する予定ですので、報告・参加を希望される方で案内が届かない方は、福元までご連絡下さい。
・過去のプログラム
2009年
2010年
2011年

■主催
日本学術振興会・科学研究費補助金・基盤研究B 「戦後日本の政治変動と参議院選挙:市区町村別データに基づく実証的研究」(研究代表者:福元健太郎)
◎企画委員会
福元健太郎(学習院大学)、堀内勇作(Australian National University)
■共催
政治学方法論研究会(日本政治学会・分野別研究会)