A) 個人Profile
安部 清哉 あべせいや  ABE, Seiya (英語はこの表記で)
 日本語日本文学科、教授、1958年7月19日、北2号館8階808研究室、(HPは、http://p
age.freett.com/abeseiya、改訂準備中),seiya.abe@gakushuin.ac.jp,
 (共編著)『ケーススタディ 日本語の歴史』(おうふう社、2002)、(辞書編集)『日本語源大
辞典』(小学館、2005)、(論文)「語彙・語法史から見る資料――『篁物語』の成立時期をめ
ぐりて」『国語学』184,「関東における日本語方言境界線から見た河川地形名の重層とその
背景」『国語学』54-3,、"Dialectical/climatic features and distribution of terms for
 watercourses in Asian languages : the case of Japanese,Korean,and Chinese",
“Proceedings of 17th International Congress of Linguists in CD-Rom",Prague,2003

B)本文 T
 @「研究分野」
 専攻は、日本語学・方言学。最近の研究テーマは、日本語(中古・中世語)の語彙(語の
意味や語法の仕組み)と文体との関係、及び、方言の歴史及びそれとつながっているモン
スーン・アジアの諸言語の中での日本語の形成です。
A【所属学会・委員、研究履歴】 日本語学会(2000.6〜2003.5 編集委員,2004.6
〜2007.5 大会企画運営委員)/日本言語学会/萬葉学会/訓点語学会/計量国語
学会/国際方言学言語地理学会/韓国日本学会/日本文芸研究会、語彙研究会(理
事)。ほか全国大学国語国文学会『文学・語学』(1993・6〜1995・6)編集委員(国語学)、国
立国語研究所編『日本語科学』(2002〜2004)編集委員。【略歴】東北大学文学部助手、
フェリス女学院大学教授を経て、2003年4月より学習院大学。
B趣味・特技
最近はあまり時間が取れないので、外出のついでに、絵画・彫刻・陶芸・寺社・考古学など
の展示を覗くことと、貝殻と化石の収集(マウスパッドも海藻の化石です)、映画鑑賞、旅先
での写真撮影くらいでしょうか。弓道2段。騎馬文化への関心から全国乗馬倶楽部振興協
会5級で、乗馬の機会を探っています。(このHPの顔写真は、卒論指導の森下美沙さん(写
真関係就職希望、「徳島方言の研究」)が撮影してくださったものです。)

C現在進行中の共同研究プロジェクト(代表のもののみ)

1)科学研究費「言語成層論モデルによる日本語とモンスーン・アジア地域の言語史に関す
る基礎的研究」(代表:安部)
2)学習院大学東洋文化研究所共同研究「危機言語・サオ語(台湾中部)の現地調査による
基礎的言語調査と研究」(代表:安部)、
3)学習院大学大学院人文科学研究院共同研究「日本語方言における「呼気」の測定と地
域差に関する記述的研究」(代表:安部)

C)本文U わたしの授業・ゼミ

 国際化とともに、日本語の他に、1つか2つの外国語を(多少なりとも)使えるようにしておく
必要がでてきました。日本語であれ外国語であれ、言語の研究(言語学や日本語学)に触
れその方法を学んでおくことは、この多言語時代に世界と向き合い、世界の人と言語を通し
てコミュニケーションを行っていく上で、少なからぬプラスがあると思われます(私も、日本語
学をやってみようかと思ったのは大学でドイツ語に触れてからでした)。
 外国語に触れると日本語との相違に気づき、ひいては日本語そのものが気になり始めま
す。また、外国人とコミュニケーションしていると、どの言語であれ”ことば”で意思疎通ができ
たりできなかったり、あるいは、誤解が生じたりするという不思議(?)な言語感覚を体感でき
ます。普段空気のように自覚できずに使用している自分自身の”ことば”の、いわば生き物と
しての姿かたちを自覚できる瞬間です。
 異なる”ことば”の間での理解という点では、それは実は、現代日本語と古典語との間にお
いても、共通語と方言との間においても、ほとんど同じ問題が存在します。奈良時代の古語
を正確に理解するにはどうしたらよいか、訳本を読めばそれだけで正確に理解できたことに
なるのかどうか。方言は共通語と同じ構造なのか違うのか、なぜ方言が存在し、どうして方言
でないと表現できない独自の意味が存在するのか。現代日本語共通語と異なることば(古
典語・方言・外国語)が、わかる、理解できる、ということはいったいどういうことなのか。
 時代や地域を問わず日本語(あるいは日本語と外国語との比較)に興味関心がある方と
いっしょに、”ことば”の不思議さの解明に取り組んでいきたいと思っています。


(以下は、学習院の2005年度までの旧・HP原稿)
 




(専門分野
日本語学・方言学・言語学

担当授業(17年度)

日本語史概説:日本語の歴史的変遷の諸相
日本語学演習:近世前期日本語の研究
日本語学講義T:日本語学・日本語学史 基礎入門演習
日本語学講義U:文献と方言の対照による日本語史
日本語学演習(院):今昔物語を中心とした語彙史研究 

主要著書

『ケーススタディ 日本語の歴史』(共編著、おうふう社、2002)
『概説日本語の歴史』(共著、朝倉書店、1995)
『日本語のルーツを探ったら』(単著、アリス館、1997)
『日本語源大辞典』(編集・執筆、小学館、2005) 

所属学会

国語学会(2000.6〜2003.5 編集委員,2004.6〜2007.5 大会企画準備委員)/日本言
語学会/萬葉学会/訓点語学会/計量国語学会/国際方言学言語地理学会/韓国日本学会/
日本文芸研究会
(国立国語研究所『日本語科学』編集委員 2002〜2004) 

趣味・特技

 最近はあまり時間が取れないので、外出のついでに、絵画・彫刻・陶芸などの美術展を覗くことと、
貝殻と化石(マウスパッドも海藻の化石です)の収集くらいでしょうか。弓道2段。騎馬文化への関心
から乗馬の機会を探っています。 

日本語日本文学科で/私のゼミで学ぶみなさんへ

 国際化とともに、日本語の他に、1つか2つの外国語を(多少なりとも)使えるようにしておく必要が
でてきました。日本語であれ外国語であれ、言語の研究(言語学や日本語学)に触れその方法を学
んでおくことは、この多言語時代に世界と向き合い、世界の人と言語を通してコミュニケーションを
行っていく上で、少なからぬプラスがあると思われます(私も、日本語学をやってみようかと思ったの
は大学でドイツ語に触れてからでした)。
 外国語に触れると日本語との相違に気づき、ひいては日本語そのものが気になり始めます。また、
外国人とコミュニケーションしていると、どの言語であれ”ことば”で意思疎通ができたりできなかった
り、あるいは、誤解が生じたりするという不思議(?)な言語感覚を体感できます。普段空気のように
自覚できずに使用している自分自身の”ことば”の、いわば生き物としての姿かたちを自覚できる瞬
間です。
 異なる”ことば”の間での理解という点では、それは実は、現代日本語と古典語との間においても、
共通語と方言との間においても、ほとんど同じ問題が存在します。奈良時代の古語を正確に理解す
るにはどうしたらよいか、訳本を読めばそれだけで正確に理解できたことになるのかどうか。方言は
共通語と同じ構造なのか違うのか、なぜ方言が存在し、どうして方言でないと表現できない独自の意
味が存在するのか。現代日本語共通語と異なることば(古典語・方言・外国語)が、わかる、理解でき
る、ということはいったいどういうことなのか。
 最近の研究テーマは、日本語(中古・中世語)の語彙(語の意味や語法の仕組み)と文体との関
係、及び、方言の歴史及びそれとつながっているモンスーン・アジアの諸言語の中での日本語の形
成です。時代や地域を問わず日本語(あるいは日本語と外国語との比較)に興味関心がある方と
いっしょに、”ことば”の不思議さの解明に取り組んでいきたいと思っています。(HPは、
http://page.freett.com/abeseiya参照)

	 

(以上)



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