特定領域研究
「新しい環境下における分子性導体の特異な機能の探索」
第5回シンポジウム
日時:2006年6月2日(金)-3日(土)
場所:名古屋大学・野依記念学術交流館 名古屋市千種区不老町
http://www.nagoya-u.ac.jp/info/profile2005/p23-map-b.html 地図上の69番
交通 地下鉄東山線「本山」駅下車
名城線乗り換え 「名古屋大学」駅下車
講演時間15分(講演10分+質疑5分)
6月2日(金)
13:00 はじめに
13:15~14:30 座長 森健彦
二瓶雅之「外場誘起スピン転移による分子性導体の伝導性制御」
伊東裕「擬1次元π-d系DMET錯体の金属絶縁体転移」
石川忠彦「電荷整列を起こす分子性導体における光誘起相転移の探索」
夛田博一「発光型有機トランジスターの作製」
竹谷純一「有機半導体単結晶の電界効果」
休憩
14:45~16:15 座長 高橋利宏
野村一成「STMで見た分子性導体の電子状態」
中澤康浩「分子性導体の低温磁場下での熱力学的性質」
坂本浩一「β'-, β"-BEDT-TTF-TCNQ及び(BEDT-TTF)2ICl2の電子状態」
山本浩史「シリコン基板上でのDCNQI微結晶成長と物性測定」
木須孝幸「分子性導体の光電子分光:EF近傍の電子状態」
佐々木孝彦「複合極限非平衡環境下での低次元有機導体における不均一」
16:30~17:45 班会議
懇親会 18:00~20:00 グリーン・サロン東山「レストラン花の木 参加費 2,000 円
6月3日(土)
9:00~10:00 座長 鹿野田一司
河本充司「β'-(BEDT-TTF)(TCNQ)の13C-NMR」
谷口弘三「圧力下ホール効果でみたκ型BEDT-TTF塩の物性」
辺土正人「有機導体の圧力誘起超伝導の探索と新しい超高圧下での測定手段の開発」
太田仁「高圧下強磁場ESR測定装置を用いたナローギャップ有機半導体の研究」
休憩
10:15~11:45 座長 御崎洋二
安蘇芳雄「多分岐オリゴチオフェンの開発と性質」
野呂真一郎「分子性金属錯体半導体を用いたFETデバイスの構築」
持田智行「ビフェロセンTCNQ系錯体のイオン性(I)-イオン性(II)転移
― 価数相図からのアプローチ
―」
迫克也「新規な機能性πー電子系ドナー分子による次元性及び配列制御」
青沼秀児「新奇分子性導体の開発をめざした有機πアクセプター分子の設計」
高橋一志「新しい磁性伝導体開発への試み」
*チャレンジャー賞受賞講演
11:45~12:10 *藤原秀紀「屈曲型ドナーを用いた新規な磁性伝導体の開発」
昼食
13:15~14:30 座長 鹿児島誠一
13:15~13:40 *白旗崇「含セレン非対称有機ドナーを成分とする新規有機伝導体の開発」
13:40~14:05 *川本正「有機超伝導体における不整合格子構造と電子物性」
14:05~14:30 *近藤隆裕「一軸性圧縮法の開発とそれを用いた擬二次元有機導体の研究について」
休憩
14:45~16:30 座長 鈴村順三
宮崎剛「有機導体の構造と電子状態に対する第一原理計算」
妹尾仁嗣「分子性導体の理論研究の新しい展開 -beyond the extended Hubbard model-」
黒木和彦「θ型ET塩における電荷揺らぎの起源」
吉岡英生「有限温度における擬一次元分子性導体の電荷秩序の理論 -量子揺らぎと高次元性の共存-」
長谷川泰正「擬1次元系の磁気抵抗のmagic angle effectと電子相関の効果」
白川知功,太田幸則「2鎖ハバード系におけるスピンギャップとトリプレット超伝導」
田仲由喜夫,横山寿敏「変分モンテカルロ法による分子性導体の研究」