計画研究班は、本領域の研究課題を達成するために、上記5つの研究項目に対応させて5つの班を組織する。それぞれ班長をおいて研究項目内の連絡調整を担当させる。班長は総括班実施グループの構成員となる。
研究項目ごとの研究者(計画研究代表者)数は (A01) 班6名、 (A02) 班6名、(A03)班6名、(A04) 班6名、(A05) 班4名とする。有機合成化学から物理化学、物性実験、物性理論にわたる幅広い分野から本研究課題に最もふさわしい研究者を厳選して組織した。 いずれも極めて活発に研究活動を行い、国内外の学会等でも多くの発表を行って本領域の発展に寄与している研究者であり、年齢層は、若手から経験豊かな教授層までを含む。この意味で、本領域の研究課題を推進するために、望みうる最高水準の研究者を糾合できたと自負している。

総括班 実施グループ
高橋 利宏(学習院大学・教授)toshi.takahashi @ gakushuin.ac.jp領域代表者・A03班研究総括
鹿野田 一司(東大院工・教授)kanoda @ ap.t.u-tokyo.ac.jpA01班研究総括
鹿児島 誠一(東大院総合・教授)kagosima @ mail.ecc.u-tokyo.ac.jp各班間の研究調整
森 健彦(東工大院理工・教授)takehiko @ o.cc.titech.ac.jp事務担当者・A02班研究総括
御崎 洋二(愛媛大院理工・教授)misaki @ eng.ehime-u.ac.jpA04班研究総括
鈴村 順三(名大院理・教授)e43428a @ nucc.cc.nagoya-u.ac.jpA05班研究総括

評価グループ
井口 洋夫(宇宙開発事業団・研究システム長) inokuchi.hiroo @ jaxa.jp
石黒 武彦(同志社大ヒューマン・セキュリティ研・専任フェロー) taishigu @ mail.doshisha.ac.jp
小林 速男(分子研・教授) hayao @ ims.ac.jp
徳本 圓 (防衛大学校・教授) tokumoto @ nda.ac.jp
福山 秀敏(東京理科大・教授) fukuyama @ rs.kagu.tus.ac.jp
中筋 一弘(福井工大・教授) k-nakasuji @ fukui-ut.ac.jp
秋光 純(青山学院大理工・教授) jun @ phys.aoyama.ac.jp
北岡 良雄(大阪大院物質創成・教授) kitaoka @ mp.es.osaka-u.ac.jp

A01 極限機能開拓
鹿野田 一司(東大院工・教授) kanoda @ ap.t.u-tokyo.ac.jp
鹿児島 誠一(東大院総合・教授) kagosima @ mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
村田 恵三(大阪市大院理・教授) muratak @ sci.osaka-cu.ac.jp
長田 俊人(東大物性研・准教授) osada @ issp.u-tokyo.ac.jp
田島 裕之 (東大物性研・准教授) tajima @ issp.u-tokyo.ac.jp
宇治 進也(ナノマテリアル研・ディレクター) uji.shinya @ nims.go.jp
河本 充司(北大院理・准教授) atkawa @ phys.sci.hokudai.ac.jp
佐々木 孝彦(東北大金属研・准教授) takahiko @ imr.tohoku.ac.jp
谷口 弘三(埼大理・准教授) taniguchi @ phy.saitama-u.ac.j
辺土 正人(東大物性研・助手) hedo @ issp.u-tokyo.ac.jp
太田 仁(神戸大フォトサイエンス研・教授) hohta @ kobe-u.ac.jp

A02 ハイブリッド系機能開拓
森 健彦 (東工大院理工・教授) takehiko @ o.cc.titech.ac.jp
稲辺 保 (北大院理・教授) inabe @ sci.hokudai.ac.jp
長谷川達生(産総研・研究チーム長) t-hasegawa @ aist.go.jp
染谷 隆夫(東大院工・准教授) someya @ ap.t.u-tokyo.ac.jp
佐藤 直樹(京大化研・教授) naokis @ e.kuicr.kyoto-u.ac.jp
日野 照純(愛媛大院理工・教授) hino @ eng.ehime-u.ac.jp
二瓶 雅之(筑波大・講師) nihei @ staff.chem.tsukuba.ac.jp
石川 忠彦(東工大火山研・助手) tishi @ chem.titech.ac.jp
伊東 裕(名大院工・助教授) ito @ nuap.nagoya-u.ac.jp
夛田 博一(阪大院基礎工・教授) tada @ molectronics.jp
竹谷 純一大阪大院理・准教授 takeya @ chem.sci.osaka-u.ac.jp

A03 新機能探索
高橋 利宏(学習院大理・教授) toshi.takahashi @ gakushuin.ac.jp
薬師 久弥(分子研・教授) yakushi @ ims.ac.jp
小林 昭子(日大文理・教授) akoba @ chs.nihon-u.ac.jp
矢持 秀起(京大低物セ・教授) yamochi @ kuchem.kyoto-u.ac.jp
梶田 晃示(東邦大・教授) kajita @ ph.sci.toho-u.ac.jp
野上 由夫(岡山大院・教授) nogami @ science.okayama-u.ac.jp
野村 一成(北大院理・教授) knmr @ phys.sci.hokudai.ac.jp
中澤 康浩(阪大院理・教授) nakazawa @ chem.sci.osaka-u.ac.jp
坂本 浩一(首都大学東京・助手) sakamoto @ phys.metro-u.ac.jp
山本 浩史(理研・研究員) yhiroshi @ riken.jp
木須 孝幸(理研・特別研究員) kiss @ riken.jp

A04 物質合成
御崎 洋二(愛媛大工・教授) misaki @ eng.ehime-u.ac.jp
大坪 徹夫(広島大院工・教授) otsubo @ hiroshima-u.ac.jp
伊與田 正彦(首都大都市教養・教授) iyoda-masahiko @ c.metro-u.ac.jp
山下 敬郎(東工大院総合理工・教授) yoshiro @ echem.titech.ac.jp
泉岡 明 (茨城大理・教授) izuoka @ mx.ibaraki.ac.jp
山田 順一(兵庫県立大院・准教授) yamada @ sci.u-hyogo.ac.jp
藤原 秀紀(大阪府大院理・講師) hfuji @ c.s.osakafu-u.ac.jp
迫 克也(名工大・准教授) sako @ nitech.ac.jp
安蘇 芳雄(阪大産研・教授) aso @ sanken.osaka-u.ac.jp
青沼 秀児(大阪電通大工・准教授) aonuma @ isc.osakac.ac.jp
持田 智行(東邦大理・准教授) mochida @ chem.sci.toho-u.ac.jp
野呂 真一郎(北大電子研・助手) noro @ es.hokudai.ac.jp
高橋一志(分子研・助手) ktaka @ ims.ac.jp

A05 新物性の理論
鈴村 順三(名大院理・教授) e43428a @ nucc.cc.nagoya-u.ac.jp
小形 正男(東大院理・准教授) ogata @ phys.s.u-tokyo.ac.jp
米満 賢治(分子研・准教授) kxy @ ims.ac.jp
石橋 章司(産総研・研究グループ長) shoji.ishibashi @ aist.go.jp
太田 幸則(千葉大理・准教授) ohta @ science.s.chiba-u.ac.jp
黒木 和彦(電通大・准教授) kuroki @ e-one.uec.ac.jp
吉岡 英生(奈良女大院・准教授) h-yoshi @ cc.nara-wu.ac.jp
長谷川 泰正(兵庫県立大院・准教授) hasegawa @ sci.u-hyogo.ac.jp
宮崎 剛(物質材料研・主任研究員) MIYAZAKI.Tsuyoshi @ nims.go.jp
妹尾 仁嗣(原子力機構・研究員) seo0 @ spring8.or.jp
横山 寿敏(東北大理・助手) yoko @ cmpt.phys.tohoku.ac.jp

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公募研究班を組織する。計画研究と公募研究は互いに補完し合うものとし、新しい課題の開拓に役立つ研究を積極的に採択する。特に、新規なアイデアに満ち溢れる若手研究者を拾い上げ、また、周辺領域における新しい成果にも目を配り、本領域の守備範囲を開拓することをめざす。公募研究枠の配分は、研究項目 (A01) (A02) (A03) (A05) に関係する研究に各5件ずつ、(A04) に 7件前後を目安とする。(A04) 班は、分子合成という研究の性質上、できるだけ多角的に新物質開発にアプローチする必要があるため、他の班より多くの公募研究を関係の研究にあてる予定である。
 

研究期間は平成15年度から19年度までの実質4年半とする。初年度は総括班、計画研究班のみをスタートさせる。公募研究は第2年度から始動する。
 本領域研究の対象とする研究課題は、非常に基本的な課題と緊急に解決すべき極めて競争の激しい課題が複雑に混在している。しかし、本領域研究においては、民間企業と競合するような特定のデバイス開発を指向するものではなく、より根本的な、基礎学問の発展のため、腰を据えた物性解明から新規な分子、機能材料の開発につなげる研究を目的とする。そのために、研究期間を5年間とした。