2005年11月21日(月)ー23日(水)
於 京都大学数理解析研究所115号室
ミクロ自然とマクロ自然の相互関係を,数学的には「双対性」の
概念,物理的には「量子古典対応」を手掛かりに,深く掘り下げ
広い視野で問題相互のつながりに注意しながら研究しようという
最初の試みです。関心をお持ちの方の参加を歓迎します。
小嶋泉
14:25 - 15:20 竹折光晴(京大数研): L* 代数と量子場の再構成を目指して
15:40 - 16:35 斎藤公明(名城大理工): An infinite dimensional stochastic process and a similarity between the Gross Laplacian and the Levy Laplacian
16:35 - 17:30 渡邉 昇 (東理大理工): Some Aspect of Quantum Mutual Type Entropies
11:05 - 12:00 小澤正直 (東北大情報): 量子集合論にもとづく様相解釈・量子相 関・観測問題
[昼食]
13:30 - 14:25 中神祥臣 (日本女子大): 竹崎の双対定理入門
14:25 - 15:20 綿谷安男 (九州大数理学): 部分因子環の竹崎双対性と quiver の Hilbert 表現の双対性
(休憩)
15:40 - 16:35 河東泰之 (東京大数理科学): 共形場理論と作用素環,頂点作用素代数
16:35 - 17:30 鈴木増雄 (東理大理): 量子解析と q-微分およびそれらの積分表示 ー 偶然から必然へ,量子から古典へ,ミクロからマクロへ ー
懇親会:18:30 -
11:05 - 12:00 近藤慶一(千葉大理): カラー閉じ込め問題の最近の発展と問題点につ いて
[昼食]
13:30 - 14:25 田崎晴明 (学習院大理): 熱力学第二法則のミクロからの導出をめ ぐって
14:25 - 15:20 田崎秀一 (早稲田大理工): C*力学系におけるClausiusの不等式/等式
(休憩)
15:35 - 16:30 清水 明(東京大駒場): 「マクロに異なる状態の重ね合わせ」の物理
16:30 - 17:00 工藤和恵(大阪市大工): 量子多体系の基底状態の動的安定性
17:00 - 17:30 杉田 歩(大阪市大工): 量子統計力学の基礎付けの試み