ご挨拶

学習院中・高等科長 林知宏

今年度の学習院中等科・高等科の文化祭「鳳櫻祭」は,秋の深まりに合わせて10月31日から11月1日に行われます.生徒たちの2日間にわたる,熱いパフォーマンスに期待します。
この文化祭という行事は,文字通り「祭り」であって,非日常的な行動が一定の範囲で許容されます.この時ばかりは,生徒たちのみなが持っているエナジーを最大限に発散することが可能です.日常のクラブ活動の成果を公表することや,この文化祭のために特別に組織される団体,音楽,演劇,ダンス,対外試合,様々な場面で普段は表に出ることのない秘めた力を大いに発揮しましょう。
大切なのは,自分自身を知ること,そして周りの他者がもついままで意識されなかった側面に気づくことです.自分と他人との個性・能力・発想の違いを見極め,互いの相乗作用によって何かを変える体験ができればと思います.本年の鳳櫻祭が,生徒たち同士にとって,あるいは来場された皆様にとって,互いの結びつきを確認する場となり,一人ひとりの心の中に良き思い出が刻まれることを願っています.
「人は自分自身を知らなければならない.それがたとえ真理を見出すのに役立たないとしても,すくなくとも自分の生活を律するには役立つ」(ブレーズ・パスカル『パンセ』)

中等科実行委員長 萩原 陽介

本日は鳳櫻祭にお越しいただき誠にありがとうございます。中等科生を代表し御礼申し上げます。この鳳櫻祭は昭和35年の学習院祭を起源に持ち、形を変えながら現在に至っています。このように長い期間続けてこられたのもひとえに先人の努力と学習院を支えてくださった方のお力添えのおかげと言えましょう。重ねてお礼申し上げます。
今年度は「Color-full」というテーマにもとづき、高等科と協力しつつより完成度の高い鳳櫻祭を目指してまいりました。ご来場いただいた皆様には少しでも学習院の雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。それでは、この鳳櫻祭を存分にお楽しみください。

高等科実行委員長 大熊 隆也

今年度の鳳櫻祭実行委員長の3年大熊隆也です。今年のテーマは「Color-full」。このテーマには一人一人の持っている色、つまり個性を合わせて鳳櫻祭を染めげるという意味があります。この一人一人というのには、実行委員だけでなく、生徒全体、また来場していただいた皆さまも含まれます。例年に負けないように、気持ちを込めて創り上げました。是非、この鳳櫻祭を楽しんで、一緒に盛り上げて頂けるとありがたいです。
御清覧ありがとうございました。

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