描いた絵を自由に動かす
Squeakではすべての部品で、スクリプトを組んで自由に動かすことができます。
例:カニを右や左に歩かせる
カニがあるところまで歩いていって止まるというスクリプトを組みます。
「歩く」という行動を、カニのx座標の値を増減させることで再現します。
〜〜操作方法〜〜
1.カニのハロを出し、青ハロ(ビューワハロ)をクリックし、ビューワを開く
2.カテゴリ「スクリプタ」から、「カニ 空スクリプト」を引っ張り出す
3.スクリプトの名前を「右に歩く」に変更する
4.テストタイルボタンをダブルクリックして「テストタイル」を追加する
5.ビューワのカテゴリ「基本」から、「カニのx座標」を引っ張り出し、「テスト」の横にはめる→はまらない
6.カニの右端の値を入力し、「カニのx座標<***」とする
7.ビューワのカテゴリ「基本」から、「カニのx座標」を行動タイルで引っ張り出し、「はい」の横にはめる→はまらない
8.「x座標←」の部分をクリックして、「以下を足す」にする
9.数値を2〜5程度にする
10.スクリプタをチクタクにして、カニが右に歩いていって止まることを確認する。
11.スクリプタをポーズにしておく。
12.同様にして、「左に歩く」というスクリプトを作ってみよう
〜〜ヒント〜〜
Q1.スクリプタにタイルがはまりません
Ans. 命令タイルには「行動タイル」と「状態タイル」があります。
☆行動タイル☆
部品にそのように動くように命令するためのタイルです。
ビューワに「!」のマークのあるタイルや、左の方に「←」のボタンがあるタイルです。
特に「←」のボタンのあるタイルは、この矢印の部分からタイルを引っ張り出します。
テストタイルの「はい」や「いいえ」の横には、行動タイルしか入りません
☆状態タイル☆
部品の状態を確認したり、条件を調べたりするためのタイルです。
行動タイルの数値の部分や、テストタイルの「テスト」の部分にしか入りません
Q2.「左に歩く」がうまく作れません
Ans. 「左に歩く」という行動は、x座標がある値になるまで減少していくことで再現しています。
テストの条件や、「はい」の行動部分に入れたタイルの意味を考えてみましょう
→答えをみる
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