楽しかった合宿の思い出をここに掲載します。
【1日目】
【2日目】
【3日目】(クリックで該当箇所へジャンプ)
報告の様子を撮った写真も公開します。
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待ちに待った合宿がとうとうやってまいりました!
スポーツあり、観光あり、飲み会あり、そして勉強ありの内容がとっっても充実している3日間の始まり始まり。
さーて、一体どうなることでしょうか。
そんな不安と期待を胸に新宿駅に集合。朝の通勤客の人ごみを縫って、ゼミ生が続々と集合してきます。
睡眠不足の人が多く、2日間寝ていない強者や、妙にハイテンションになっている人も出現。また、みんな重いバッグをひーひー背負っている中、通学と変わらないような荷物で済ませている人もいます。
「布団圧縮のやつ使って真空パックしてるんでしょ?」なんて冗談を言いつつ、数名は途中の駅で乗車するからとりあえずは全員集合したかな?と思いきや、なんと常岡先生がいらしていない!!
先生のご性格からして集合時間に遅られるはずもなく、さては事故にでも遭われたのでは・・・。一同に不安がよぎります。待ちながら周囲を探し、しかし刻一刻と電車の時間が迫る。
・・・そして我々が最終的にとった手段は『校内放送』。(アナウンス)「横浜からお越しの常岡様・・・」それを聞いてなんかガクっとくるゼミ生。
結局放送が心に空しく響いた他何の効果もなく、電車に遅れてしまうのでとりあえず現地までは行ってみることに。
途中駅で合流するゼミ生を拾いながら小田急ロマンスカーは快適に走ります。眠ったりおしゃべりに夢中になったりしているうちに箱根湯本に到着。ここで登山鉄道に乗り換え。
と、しようと思ったら謎の修学旅行軍団に割り込まれ人数オーバー。そんなに本数も多くないのに1本待つはめになってしまいました。
その登山鉄道はスイッチバック走行が有名らしいのですが、話が弾んでいたこともあり、とりわけ注目せずに過ぎて行きました。
強羅からはケーブルカーに。早雲山に着いたら今度はロープウェイに乗り換えました。ロープウェイは混んでいてやたら待った上に、寒かった! しかし眺めはとてもよく、大湧谷を眼下にしたときは感動しました。
そして予定到着時刻から大幅に遅れて桃源台へ到着。まだとっていなかった昼食のとれる店を探しつつ、宿に電話してみると、なんと先生はすでに到着されていました。
連絡が十分でなくこうなってしまったのですが、ホッとする一同。ともかくご無事でなによりでした。
昼食をとって宿に着いたときは予定の時間とは相当離れたものとなってしまったのですが、先生は優しく出迎えてくださいました。
荷物を置き、早速勉強を開始。まずは高橋・中村・藤原・横田班の発表で、百選17事件について討論を行いました。
長い夏休みで頭がなまっていたために内容についていくので精一杯でしたが、次第に慣れ、意見を言うことができました。
発表者の4人も初のゼミ合宿でトップバッターと言う重圧があった中、約3時間の発表ご苦労様でした。
討論後、夕食。多少の休憩の後に発表の第2ラウンドが開始されました。2番目の発表は石崎・鎌田・島浦・森本班で、百選118事件を扱いました。
一通り発表者から説明があったあとのインターバルで先生が飲み物をご馳走してくださいました。
1日に2回の討論は初体験でしたが、最後まで集中でき、達成感と心地よい疲労感が残りました。
1日目の発表はこれにて終了。あとは自由に過ごしました。
温泉につかって疲れを癒したり部屋で話したりゴロゴロしたり。そんな中、常岡ゼミ卓球王決定戦が密かに開催されたのでした。
多彩なテクニックと豪快なスマッシュが飛び交うといった具合には残念ながらならなかったのですが、ラリーが続いたり時折出る鋭い打球で結構白熱した試合になりました。
常岡先生、藤原君、管理人の三つ巴の中、最終的に常岡ゼミ初代卓球王には管理人が君臨。続きはまた来年に・・・。
問題 :私法・公法は分ける必要があるのか?
明治憲法下では行政裁判所があったので分ける必要があった。行政裁判所でできるものは司法裁判所ではやってはいけなかった。司法裁判所でできるなら行政裁判所は必要ないことになるため。
しかし、日本憲法下で区別がなくなった今は?
否定派:行政法とは何かを説明できなくなってしまうので区別した方がいい
2日目。
どこの部屋も昨夜はゴロゴロしたり、しゃべったり、はしゃいだりでそこそこ遅くまで起きていたようでしたが、8時からの朝食には全員揃いました。
激しい眠気に負け気味の管理人をよそに、みんなすっきりした表情をしていて、また今日も頑張れそうです。
朝食と軽い食休みの後、勉強へと移りました。
今年のゼミでは最後となる学習の時間、担当は大塚、北村、小島、絹野班で全日空機ハイジャック事件でした。
記憶にも新しいこの事件は、本件についてはまだ判決が出ていなくて調べるのも大変だったと思いますが、空港の見取り図まで用意してあり丁寧な発表でした。
今日も昨夜に引き続き先生が飲み物をご馳走してくださり、リラックスした状態で臨むことができました。
そして無事に議論も終了。合宿通算で約9時間、結構頑張れたと思うのですがどうでしょうか。
昼食はカレー。レトルトの疑いも若干あったのですが、美味しくいただきました。
そして午後はスポーツ!!各自運動着に着替えて・・・と思ったら結構普段着の人が多かった。ともあれテニスやらビーチバレーやらを楽しみました。
思った以上にエネルギーを消費したのがビーチバレー。ボールがビーチボールなだけに自分の思うように飛ばせないし、足場が砂利だったため、ボールをつないでいくのが大変なこと大変なこと。
普段あまり運動をしない体にはこたえました。
テニスは、昨夜の卓球でもそうだったのですが、短期間でコツをつかんだのか次第にホームランをかっ飛ばしてしまう回数も減り、“試合っぽい”感じになることもしばしば。
ただ、持って帰るボールの数が持って来たボールの数よりも断然少なくなっていたことが我々の実力を物語っていました。来年は合宿先で行方不明になるボール数が減るといいなぁ。そういえば誰もプールに入らなかったね。
楽しいスポーツでした。
スポーツを終え、今夜の飲み会の買出しに出たり、明日の観光のコースを煮詰めたりと、うーん、活発です。管理人はスポーツの汗を流したら早々に昼寝をかましてしまい、みんなに任せきりでした。申し訳ない。 女性陣の活躍のおかげで買出しも済み、明日のコースも決まりました。どうもありがとう。
夕食となりました。ゼミ合宿ももうすぐ終わりなんだなという寂しい気持ちがふと頭をよぎります。しかし夕食後そんな気持ちを吹き飛ばしたのが、お姫様抱っこやらおんぶで徘徊とか(写真を参照)。うーむ面白い。
常岡ゼミの数あるいいところの一つは、こういう個性がうまいこと調和されていることなんだなぁと感じます。
本来は夕食の後に花火をする予定だったのですが、外は雨が降っている模様。そこで懇親会(飲み会)を繰り上げてやることになりました。
飲み会は8時過ぎから始まり、いろんな話題が出て結構盛り上がりました。子どもの頃どういう遊びをしていたとか普段暇なときは何をやっているとか。常岡先生が学習院に移られた時のお話をうかがったり、恋愛観を語ってくれた人もいました。部活やサークルの話をしたりどうして学習院大学の法学部を選んだのかを話したり。
様々なジャンルの話題が出て、人の数だけ反応があって。普段のゼミでは垣間見れないレアな一面を発見したり、持っていたイメージがゴロッと変わったり。
常岡ゼミは本当に『暖かい』。そう感じた人は多いはずです。
花火は飲み会の途中、雨が小止みになったのを見計らって行いました。火がつきにくい生憎な状況でしたが、みんなで奇麗な花火を楽しむことができました。 8月にゼミのみんなで行った花火大会のような大きな打ち上げ花火もいいけれど、こういう手持ち花火も味があるしいいものです。 線香花火をやりながら「もう夏休みも終わりなんだなぁ・・・」しみじみと感じます。合宿は明日が最終日。
学説
客観説と義務違反説のどちらでも主張できる。
客観説・・・国賠2条は1条と違って不作為や無過失責任が要件とするためにある。設置管理はすでに人の手が加わっており、それをわざわざ分けているのには理由があるはず。 |
主観説・・・国がやるべきことをしなかったのだから主観説でもいけるだろう |
3日目。
とうとう最終日になりました。本日は箱根の観光です。
朝食後、宿の前で記念撮影。そして先に帰られる先生を全員でお見送りしました。
残念なことに天気があまりよくなく小雨が降っており、観光には向かない気候でした。
何よりも寒いっ!準備良く長袖の上着を用意してきたゼミ生は防寒できたのですが、そうでない人は悲惨でした。
観光の際に大きな荷物をどうするかが問題でしたが、ありがたいことに宿にしばらく置かせてもらえることになりました。
今回私たちが宿泊した宿は構造が独特で、部屋から勉強をする会議室までの道のりを迷ってしまうようなこともあったのですが、
宿の方はとても親切で、勉強中にデザートを差し入れてくれたり、花火のときには水を入れるバケツを用意してくれたりと親切にしてもらいました。
荷物を置いて観光へと出発。向かう先は芦ノ湖です。
まず遊覧船に乗りました。天気がよくないために遊覧船からの眺めを楽しむことがあまりできなかったのは残念でしたが、
小雨の降る甲板に出て感じた遊覧船の速さは意外だったし、なかなか楽しむことができました。
遊覧船の着いた先は箱根園。そこで箱根水族館に入りました。
ペンギンや色とりどりの熱帯魚などテレビや写真で見ることはあっても、ガラス1枚隔てた間近で見る機会はそうそうありません。
奇妙な形をしたカニや魚も見ることができ貴重な体験をしました。
水族館を出て、昼食。入ったのはパンのお店で、いろんな種類のパンを味わいました。
しばしの自由行動のあと再び遊覧船に乗り、着いた先で甘味処へ。さっきパンを食べたばかりでしたが、もちろん甘いものは別腹です。わがゼミは甘い物好きが多いようで、簡単にぺろりとたいらげてしまいました。
再び湖へ。今度は海賊船に乗りました。
荷物をとりに再び宿に戻ってきました。宿さん、お世話になりました。
帰りは1日目の行程を逆にたどることになり、再びロープウェイに。我々と逆を行っているロープウェイに乗っている人たちがすれ違うたびになんか笑っています。
きっと全員が1つの箱にぎゅうぎゅうに詰まっていたのがおかしかったのでしょう。
電車に乗り換え箱根湯本へ。電車の中は3日間の疲れからか女性陣は睡眠モード。その様子を収めた写真を見返してみると、うーん爆睡という言葉がピッタリですな。
箱根湯本でお土産を選び、ロマンスカーへ。全員でババ抜き大会を開催し、負けた人は聞かれたことを暴露せねばならぬという罰が科せられました。
そんなことをやっているうちに新宿に到着。終わってみれば短かった3日間。いろんなハプニングもあったけれど、それもいい思い出。
しっかり勉強をし、スポーツをし、遊んだこのゼミ合宿はとても充実して、とても楽しかった!
ゼミの連帯感も合宿前よりもずっと強固なものとなったし、それぞれ成長した部分もあると思います。今年参加できなかったゼミ生も、来年に今年の分を楽しもう。
後期もこの勢いを保ちつつ、頑張っていきましょう。
常岡先生、ありがとうございました。
合宿係さん、ご苦労様でした。
みなさん、お疲れ様でした。