哲学B
  「私」だけではすまないわけ。

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
左近司祥子 教授 4   通年 3

授業の目的・内容

とりあえず、哲学で言うところの「私」とは何を言いたいのかを明らかにし、その後で、「私」ではすまない、ようするに、「他者」が必要となる場面を明らかにしたい。

授業計画

計画表を使用しながら、年間の授業のくわしい説明をする
話題についての講義
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11話題についての講義、夏休みの宿題についての説明
12話題についての講義、夏休みの宿題についての説明、発表希望者を募る
13発表希望者のメモ受け取り、模擬発表および発表の仕方の説明、夏休みの宿題提出
14発表者の発表日時の予告。及びそれについてのコメント
15発表者の発表。質疑応答
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25全発表についてのコメント

第1学期は私の講義が中心。第2学期はそのテーマ(あるいはそこから派生したテーマ)で、学生の発表。

授業方法

授業は講義という形で行われるが、他人である私の話をまず聞いてもらうことからはじめるわけだから、聞き手である学生からの質問、反論は常に期待されている。質問、反論は授業内で、挙手で行われるのがうれしいのであるが、でも、シャイな若者が多いように思われるので、授業後、紙に書いて提出というのも、喜んで受け付けている。

成績評価の方法

第2学期(学年末試験)
夏休みの宿題、学年末試験で成績をつける。なお発表者は試験をうけなくても可。その他、質疑に参加したものには特典がある。

教科書

左近司祥子自分を知るための哲学ナツメ社2003

参考文献

左近司祥子はじめての哲学北樹出版1989
左近司祥子哲学するネコ』(小学館文庫小学館1998

その他

夏休みの宿題は、参考文献のうち1冊を選んで、その中の1つの章を題材に、考えたこと、同意点、反論、批判などを2000字以内で書くというもの。それに対して私がコメントを書き加えてお返しし、そのコメントに対しての答えが、学年末試験の内容の半分となる。よって、ただの感想文、題材として教科書の中の1章を取り上げていないもの、どちらの本のどの章を取り上げたのか明記のないものなどには、コメントできないので注意すること。また、フォーマット、提出日時、受け取り日時などにも厳密な指定があるので、宿題についての説明のある授業には必ず出席すること。