英語C(上級)LL全E

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
熊井 信弘 助教授 2   通年 4

授業の目的・内容

この授業はコンピュータをLL装置の代わりに用いて、英語をリアルタイムに聞き取る訓練を行います。具体的には1学期では英語の音声の特徴に慣れるため、英語の歌や映画の一部などを用いてディクテーションの練習を行います。また、2学期にはCNN、ABC、CBSなどのニュースメディアがインターネットからリアルタイムに伝えるニュース英語を、コンピュータを使って聞いたり読んだりしながら、主にリスニング能力を高めることを目標とします。ここで扱うニュース英語は事件や政治的なできごとというよりは、日本や世界のどこかで今起きているもので、ハイテク、健康、教育、エンターテインメント、経済などのような日常的な話題を取り上げます。
なお、この授業はTOEICの得点で700点程度以上取得することを目標としている人向けで、英語で授業を行います。授業前の準備として、大学のコンピュータ端末か自宅から課題を視聴しディクテーションを行ったり、毎回自分の意見を英語で掲示板に投稿するなど相応の準備が求められますので、根気とやる気のある学生向けの授業です。また、毎回授業の最初に復習として、前時に学習した単語テストをオンラインで行います。

授業計画

年間授業計画の提示および評価方法の説明
リスニングおよびリーディング力の測定
英語の音声の特徴に慣れるため、英語の歌や映画の一部などを用いてディクテーションなどの練習を行う。
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14インターネット上の英字新聞やCNNニュースなど、メディア英語をコンピュータを用いながら聞いたり読んだりする。また、ニュース記事について自分の意見を所定の掲示板に投稿する。
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この授業はTOEICの得点で700点程度以上取得することを目標とし「やる気と根気」のある学生向けの授業です。授業以外にも自習室などの学内にあるコンピュータを使って、自己学習するプログラムも用意されますので、そのつもりで受講してください。
また、受講希望の学生は授業開始後すぐコンピュータを使いますので、学内のアカウントおよびパスワードと大学のメールアドレスがすぐ使用できるようにしておいてください。コンピュータを用いて英文を読んだりニュース番組を見たりするため、すでに情報処理等の授業を受けているか、もしくはインターネットブラウザーやメールなどのソフトウェアによく慣れていることが求められます。

授業方法

授業は英語で行います。授業の主な流れは次のとおりです。
1学期 英語の音声聞き取り→ディクテーション→発音練習
2学期 オンラインによる前時の単語テスト→ニュースの視聴→ニュースのおおまかな理解→ディクテーションの答え合わせ、解説→リーディング→音読練習→自分の意見を掲示板に投稿→他の受講生の意見に投稿

成績評価の方法

第1学期(学期末試験)、第2学期(学年末試験)
毎回授業の最初に行う単語テスト、1学期・2学期の試験の成績および授業参加度などが成績評価の対象となります。
実授業数の3分の1を超えて欠席した場合には、試験を受ける資格がなくなります。また、欠席および遅刻は成績からの減点の対象となります。

教科書

特定の教科書はありません。具体的な学習材は授業時に指示します。

参考文献

参考となる情報は授業用ウェブページのリンクを参照してください。

その他

LL授業を希望する学生で、リスニングに自信がありTOEIC 730点以上を目標とする実力のある学生は、この授業ではなくLL全B(同一担当者)の授業の受講を勧めます。