※哲学演習
  ホルクハイマーの社会哲学

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
木戸 三良 講師 4 2〜4 通年 4

授業の目的・内容

社会哲学と呼ばれる哲学が今日なお可能なのかをホルクハイマー、アドルノと共に問い直す事を目的とします。社会哲学の最終目標は個人としての人間だけではなく、集団の一員としての人間の運命を哲学的に意味付けることである、とホルクハイマーは語っております。ここから始めます。

授業計画

昨年に引き続きHorkheimerとAdornoの共著 Dialektik der Aufklrung『啓蒙の弁証法』を読み進めますが、最初の2回は、社会哲学一般について、さらに、昨年、一昨年まで読み進めてきた部分について2回ほど講義し、それから先へ読み進めます。

成績評価の方法

演習時の総合評価で行います。

教科書

Horkheimer, Adorno, Dialektik der Aufklrung, (Gesammelte Schriften.Bd.5) Fischer, 1997