●※哲学演習
―ホルクハイマーの社会哲学―
担 当 者
単 位 数
配当年次
学 期
曜 日
時 限
木戸 三良 講師
4
2〜4
通年
火
4
社会哲学と呼ばれる哲学が今日なお可能なのかをホルクハイマー、アドルノと共に問い直す事を目的とします。社会哲学の最終目標は個人としての人間だけではなく、集団の一員としての人間の運命を哲学的に意味付けることである、とホルクハイマーは語っております。ここから始めます。
昨年に引き続きHorkheimerとAdornoの共著 Dialektik der Aufkl
rung『啓蒙の弁証法』を読み進めますが、最初の2回は、社会哲学一般について、さらに、昨年、一昨年まで読み進めてきた部分について2回ほど講義し、それから先へ読み進めます。
演習時の総合評価で行います。
Horkheimer, Adorno,
Dialektik der Aufkl
rung
, (Gesammelte Schriften.Bd.5) Fischer, 1997