産業事情(情報産業)

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
伊東 俊彦 講師 2 3〜4 第2学期 1

授業の目的・内容

21世紀はIT革命の世紀と言われているが、IT(情報技術)により処理されるものこそ情報であり、その情報に関連する産業こそ情報産業である。「情報産業」は日本を代表する産業に位置づけられてもいるが、情報産業の中で「ソフトウェア開発」に携わる技術者は、他の業界と比べて劣悪な労働条件で働いていることも否定できない。
当講義ではこうした情報産業における問題にも触れて、現代の情報産業の全体像から今後への対応について探っていく。情報産業を狭義には、情報の生成、情報の処理、情報の活用に関連するコンピュータ産業、情報サービス産業、電子通信産業のこととし、それらの産業の特徴や問題点と今後の課題について学習する。なお後半の1回は、情報産業に携わっている現場の専門家にお越しいただき、現場の生の問題や仕事内容について話していただく予定である。

授業計画

オリエンテーション、アンケート
情報産業とは(情報産業の定義と規模)
情報産業の問題1
情報産業の問題2
情報化投資の日米比較
電子商取引の現状1
電子商取引の現状2
ソフトウェア開発の基礎
オペレーティング・システムの種類
10特別講義(ゲスト講師):情報産業の現場体験談−1
11情報産業の動向1
12情報産業の動向2
13情報産業の動向3
14情報産業の動向4
15まとめ

講義順番や内容は都合により変更されることがある。

授業方法

情報化白書2004(予定)などの中から当講義にふさわしい項目を取り上げ、情報産業の問題点やその対応について学習していく方法をとる。後半は情報産業に携わっている現場の専門家にお越しいただき生の声をお聞きする予定である。

成績評価の方法

数回実施する小レポートの提出及び学年末試験により評価する。