基礎演習A
  哲学書を読む

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
杉山 直樹 助教授 4 1 通年 3

授業の目的・内容

デカルト『方法序説』を読む。哲学書の読み方について実地に学ぶと同時に、哲学史にも触れつつ、デカルトという哲学者が私たちに残した遺産について考える。

授業計画

導入1 演習で何をするか
導入2 『方法序説』という書物について
テキストを読む
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12(挿入:哲学のレポートを書く仕方について)
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28まとめ

授業方法

テキストは英仏対訳版を用いる。原書はフランス語だが、基本的に英語訳にしたがって読み進める。毎回担当者が担当箇所を翻訳した上で内容の説明を行い、それをめぐって討論を試みる。日本語ではない文章を、ただの翻訳ではなく、内容についてじっくり考えながら読む練習がメインとなるが、時々の話題に応じてより一般的な討議なども自由に行う。

成績評価の方法

平常点ならびに年二回のレポートによる。

教科書

George Heffernan (edited, translated, introduced and indexed by), Discours de la methode : Discourse on the method, University of Notre Dame Press, 1994
上記についてはこちらで用意する。指示に従って準備すること。

参考文献

山田弘明「方法序説」を読む世界思想社1995