ドイツ語学演習
  会話と話しことばの言語学

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
高田 博行 教授 4 3~4 通年 3

授業の目的・内容

私たちは会話のなかで、話をどう切り出しどう終え、話題を変えるときにどのようなことばを用いどのような行為を行っているのでしょうか。こんなことに普段は無意識ですが、いったん意識して観察してみるととても興味深いことがたくさんわかってきます。また会話中のあいづちの打ち方や会話参加者の身振りや表情が、ドイツ人と日本人とでは大きく異なることにもお気づきでしょう。ドイツ語による会話をこのような観点で分析することが、この授業の目的です。その際、話しことばと書きことばの相違についても考えてみます。チャットや携帯メールのことばは、書かれたことばではあるものの、相当に話しことば的だとは思いませんか。

授業計画

第1学期:講義と専門書講読と学生による発表という形式を織りまぜて、基本概念と方法論について学習する。
第2学期:演習形式によって、各自が選んだテーマについて学生が口頭発表し、それについて議論する。

授業方法

授業においては、自発的に発言し議論するという姿勢を期待します。また、各自が調べてきたことを人前でうまくプレゼンテーションする力(ハンドアウトの作り方、まとめ方、批判的に見る視点、話し方等)の要請にも心がけます。

成績評価の方法

第1学期の学期末試験と第2学期末のレポート、そして平素点を加味して、総合的に判断します。

教科書

プリント資料を配付します。

参考文献

授業中に、指示します。