力学基礎1

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
西坂 崇之 助教授 2 1 第1学期 1

授業の目的・内容

ルールを知らなければどんなゲームもスポーツも楽しめないように、背後にある法則が分からなければ自然現象の面白さを実感することはできない。力学は、身の回りにある(ただしかなり単純にモデル化された)運動を、法則に基づいた数式によって理解する学問である。授業ではさまざまな運動を数式で表現していく。この作業は単なる代数学ではなく、法則を確かな概念へと高める手段であるということを意識して、授業に臨んでもらいたい。

授業計画

ベクトルの演算法
ニュートンの力学法則を理解する
さまざまな運動を記述する(落体の運動、放物運動、単振動など)
運動量と力学的エネルギーの概念

成績評価の方法

第1学期(学期末試験)
1学期の学期末試験の結果と、レポートにより評価する。

参考文献

原島鮮著力学裳華房
今井功ら著演習 力学サイエンス社
H.P.スウ著ベクトル解析(翻訳本)森北種出版
R.P.ファインマンら著Lecture on PhysicsAddison Wesley
R.P.ファインマンら著ファインマン物理学力学(上の部分的な翻訳本)岩波書店