道徳教育の研究A、B
  市民道徳のあり方を考える

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
川口 幸宏 教授 2
2
2〜4
2〜4
第2学期
第2学期
A
B

4
5

授業の目的・内容

「価値観の自由」と「道徳」とは矛盾するものなのか?
本講義では、昨今の「モラル無き社会」とも見える現代社会をどのようにとらえ、現代社会にいかに生きるべきかを、実践的に、また理論的に考える。そのプロセスを経て「道徳」の授業づくりについて研究する。

授業計画

自立と共同の市民社会〜ボランティアを考える(1)「社会福祉諸施設」
自立と共同の市民社会〜ボランティアを考える(2)「養護学校」
我が国における教育課程編成と「道徳」教育〜文部科学省「中学校学習指導要領(道徳)」
1980年以降の日本社会におけるモラル・ハザード現象をどう考えるか〜青少年の軌跡
「価値」の選択と共同・協同〜学校のあり方を問い直す(1)日本の動き
「価値」の選択と共同・協同〜学校のあり方を問い直す(2)アメリカの動き
「価値」の選択と共同・協同〜学校のあり方を問い直す(3)ヨーロッパの動き
「価値」の選択と共同・協同〜学校のあり方を問い直す(4)情報化社会の課題
総合学習としての「道徳」(1)課題を考える
10総合学習としての「道徳」(2)資料を収集する
11総合学習としての「道徳」(3)授業案を作る
12総合学習としての「道徳」(4)プレゼンテーション
13パネル・ディスカッション 授業のまとめに代えて

この授業は、来年度に介護等体験を行うための事前ガイダンスを兼ねている。来年度に介護等体験を希望する学生は、必ず履修登録をすること。既に道徳教育の研究を履修済みの学生は履修登録をする必要はない。

授業方法

前半は各回テーマに沿って講義とグループディスカッション。後半はグループでの作業学習が中心となる。グループに所属しないものは受講の権利を失う。グループ分けは第1回の授業時に行う。

成績評価の方法

出席点重視。グループ活動参加態度も加味する。グループごとに作成される資料・レポートによって評価を行う。