●地誌学
―地誌を書いてみよう―
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
諏訪 哲郎 教授 |
2 |
2〜4 |
第2学期 |
木 |
5 |

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地誌とは、ある一定の地域について多方面から記述したもので、地域の実像を伝えるという役割がある。この授業では、最初の数回は担当者が中国を例にとって地誌的に概説をすることで、地誌についてのイメージを持ってもらう。その後、受講者一人一人に一か国ずつを割り当て、インターネットなどを利用して情報を集めてその国についての地誌を記述・発表してもらう。しかし、本来の地誌は、現地を訪ね、聞き取り調査などを通して生の情報を集めて書くものであるので、各受講生には冬休み中に自分の住む1キロメートル圏を歩いてもらい、「私の住む地域」という地誌のレポートを作成・発表してもらう。

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1 | 地誌と多角的な観察の重要性 |
2 | 中国の地誌(1)多様な自然と多様な生活 |
3 | 中国の地誌(2)中国語の特徴と文字文化 |
4 | 中国の地誌(3)中国的な家族観 |
5 | 中国の地誌(4)変化に富む近現代史 |
6 | 中国の地誌(5)経済発展と環境問題 |
7 | 受講生の分担国決定 |
8 | 情報収集と地誌の記述(1) |
9 | 情報収集と地誌の記述(2) |
10 | 国別地誌の発表(1) |
11 | 国別地誌の発表(2) |
12 | 国別地誌の発表(3) |
13 | 「私の住む地域」の発表 |

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前半では担当者が講義を行うが、後半では受講生各人が調べてレポートを作成し発表する。

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出席状況と2回のレポートの内容および発表内容を総合して評価する。