中国語C(初級)2

担 当 者 単 位 配当年次 開講期間 曜 日 時 限
王 瑞来 講師 2   通年 2

授業の目的・内容

同じ漢字文化圏に身を置く日本人学生に日中文化の比較を念頭に置かせて、中国語の深い文化的背景を理解させる。実用性を重視し、場面別の日常会話を反復練習させ、受講生が基本的なコミュニケーション能力を身につけることを目指す。

授業計画

まずは発音を重視する。ネイティブ・スピーカーという特長を最大限に生かして、学生諸君に生の中国語の響きを体感させ、教科書以外にも、漢詩の中国語朗読、受講生氏名の中国語読みなどの練習を行う。とりわけ日本人に共通する中国語発音の間違えやすい箇所と声調に対する訓練に力を入れる。また発音の段階では、基本的な日常会話を場面別に紹介して練習を始める。次に本課に入ってからは、主要な文法・慣用表現を説明する一方、依然として会話練習を中心とし、内容を徹底的に理解した上で、暗記を課する。時間の余裕があれば、聞き取り能力を高めるために、文字化・ビデオCD化した中国テレビニュース放送の精選を副教材として、繰り返して見せ聞かせる予定もある。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験)、第2学期(学年末試験)
年2回のテストに平常点と出席率を加味して評価する。 

教科書

王瑞来中国語急就篇――初級から中級まで訂正版、白帝社2005

参考文献

プリント等を配布する。