※日本史特殊研究
平安時代儀式史料講読と研究

担 当 者 単 位 配当年次 開講期間 曜 日 時 限
山口 英男 講師 4 2〜4 通年 4

授業の目的・内容

平安時代の儀式(朝廷の年中行事等)に関する史料記述を、儀式書・古記録・編年史料などから、儀式ごとに収集・集成し読解する。このことを通じて、平安時代の政務・政策・政治史研究の視点から、儀式次第・内容・性格・変遷・実施状況といった儀式の諸様相を総合的に検討する。

授業計画

ガイダンス
平安時代史研究と儀式研究の課題
儀式史料の網羅的分析に基づく平安時代の政務・政策・政治史研究の可能性
史料記述に基づく儀式の内容分析と報告(個別儀式ごと)
(以下 4と同じ)

授業方法

授業のねらいや進め方、報告の準備の仕方について適宜指示をしながら、分担を決めて順に報告をしてもらう演習方式で進めます。報告は、史料の読解と内容分析を中心とします。

成績評価の方法

授業時の報告と、第1学期、第2学期に提出してもらうレポートを中心に成績評価を行います。

教科書

テキストはその都度配布します(または報告者が配布)。

参考文献

参考文献は適宜指示をしますが、『古事類苑』、『西宮記』・『北山抄』(故実叢書本)、『大日本史料』第1〜3編などがまず参照すべき文献となります。