● 外国書講読（政）
―英国の政治・社会事情について―

英国に照準を合わせ、第１学期は下記の文献を講読し第２学期は新聞記事や論文などを読んでゆく予定である。第１学期のテキストは、文化人類学者の参与観察に基づく英国人の行動・所作論であり、いろいろな書評欄で話題になった本です。第２学期の教材は、おもにThe Independent紙（03～４年）から興味ある記事、例えばラグビー、ボート、貴族院改革、狐狩り、王室など10点ほどを選んでみる予定です。また、Time and Socity誌から比較的読みやすい論文を３点ほど選んで読むことにします。

１	Introduction
２	Conversation Codes: The Weather
３	Grooming-talk
４	Humour Rules
５	Linguistic Class Code
６	The Mobile Phone
７	Pub-talk
８	Behaviour Codes: Home Rules
９	Rules of the Road
10	Work to Rule
11	Rules of Play
12	Dress Code
13	Food Rules
14	Rites of Passage

毎回、ひとつのテーマをとりあげる。レポーターは簡潔に論点整理を記したレジュメを提出し、他の諸君は一定のコメントを用意する。そして、テーマに関連して日本人についてはどうか、なども議論してみたい。

平常点と冬休み前後に提出予定のエッセイとで評価します。

Kate Fox, Watching the English:　Hidden Rules of English Behaviour, Hodder & Stoughton, 2004

授業は月曜日の５時間目です。履修希望者は、「英国について」というエッセイ（1000字前後）を持参の上、４月18日の最初の授業に必ず出席すること。