ヨーロッパ政治史II
戦後国家の構造と変容

担 当 者 単 位 配当年次 開講期間 曜 日 時 限
飯田 芳弘 教授 2 1~4 第2学期 2

授業の目的・内容

第二次世界大戦後から1990年代までのヨーロッパにおける国家について、戦後の民主的な福祉国家の構造と変容という観点から、その歴史的展開をたどる。戦後の議会制民主主義と福祉国家の構造と変容を、戦後に開始されたヨーロッパ統合の動きとあわせてたどる。

授業計画

戦後国家の形成:戦後民主主義
戦後国家の形成:福祉国家の形成
戦後国家の形成:戦後体制の国際政治経済的基礎
ヨーロッパ統合の起源
ヨーロッパ統合の進展と停滞
1970年代の国家と社会:参加の拡大
1970年代の国家と社会:オイルショックへの政策的対応
1980年代の国家と社会:新自由主義の台頭
1980年代の国家と社会:政党政治の変容
10 1980年代の国家と社会:市場統合の完成
11 1990年代の国家と社会:統合の多面的展開
12 1990年代の国家と社会:福祉国家の改革
13 1990年代の国家と社会:20世紀末の民主主義

授業方法

通常の講義形式である。

成績評価の方法

第2学期(学年末試験)
学年末の筆記試験によって成績評価を行う。

教科書

平島健司・飯田芳弘ヨーロッパ政治史放送大学教育振興会2005