環境政策論I
当面する環境問題の概要と課題

担 当 者 単 位 配当年次 開講期間 曜 日 時 限
村主 道美 教授・他 2 1~4 第1学期 2

授業の目的・内容

近年、「環境問題」への取り組みの重要性が大きく取り上げられるが、この複合的な問題をどのように捉え、解決にむけてどのように取り組んでいけば良いのかについては、明確に提示されているとは言えない。環境問題を捉える視角と、様々なレベルでの問題への取り組みに関して、環境政策に携わってきた実務者を中心に、環境コンサルタントやNGO関係者を講師に迎えて具体的に解説してもらう。環境問題がどのように争点化し、その対策が講じられてきたのかを、多角的に検討するのが授業の主目的である。各分野を専門とする複数の講師により、総合講義形式で展開される。
環境政策論では現在の環境問題のホットイシューとなっている事項について、問題の特質、関係者の対応、制度的対応等について順次講義する。具体的には、地球環境問題、循環型社会の形成、有害物質を取り上げる。

授業計画

4/14 ガイダンス
4/21 地球環境問題の歴史と展望―環境問題の捉え方
4/28 地球環境問題の歴史と展望―環境問題の史的考察
5/12 地球環境問題の歴史と展望―現代の地球環境問題(1)
5/19 地球環境問題の歴史と展望―現代の地球環境問題(2)
5/26 循環型社会への取り組み―廃棄物処理の変遷
6/2 循環型社会への取り組み―廃棄物処理の現状
6/9 循環型社会への取り組み―廃棄物処理・処分システム
6/16 循環型社会への取り組み―廃棄物リサイクル関連法の概要
10 6/23 循環型社会への取り組み―循環型社会を目指して
11 6/30 有害物質と環境リスク―有害物質問題の経緯
12 7/7 有害物質と環境リスク―対策の考え方と制度的取り組み
講師の紹介・担当回の一覧を、初回に配布する

授業方法

総合講義形式

成績評価の方法

学期末試験を行なう。詳細は初回講義で説明する。

教科書

各講師指定の教科書があれば、開講時に指示する。

参考文献

参考文献は、授業中に紹介する。

その他

オーガナイザーは村主道美が務める。