経営財務I
現代企業の財務的意思決定入門

担 当 者 単 位 配当年次 開講期間 曜 日 時 限
小山 明宏 教授 4 2~4 通年 3

授業の目的・内容

企業における財務的意思決定について、その流れに沿って概説的にとりあげる。テキストに従い、授業を進める。財務に関する基礎的な知識を、できるだけ総合的に修得することが目標である。現代経営財務入門。応用編として経営財務(3年生以降)および企業評価論(金3・3年生以降)がある。

授業計画

授業全体の解説
財務的意思決定の最近の話題(日本企業の財務入門)
企業評価と経営分析
投資の意思決定
証券投資の理論
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14 第1学期のまとめ
15 第2学期の授業の概説
16 資金調達の意思決定
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21 エージェンシー理論
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23 成果配分とコーポレート・ガバナンス
24 実務家による講演会(予定)
25 成果配分とコーポレート・ガバナンス
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27 日本企業の財務
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企業の財務担当者などによる講演会も行う予定である。

授業方法

黒板を使いながら説明する。適宜練習問題をやってもらったり、レポートの提出を求めたりするので、授業に出ていない学生は完全に不利になる。また、授業中に指示しなくても、別に掲示を出してレポートを求めることもあるので、注意が必要である。テキストにしたがって、前記[授業計画]の順番で講義を行う。レポートを数多く出題する予定である。「授業に出ているだけで単位が取れる」という誤った噂につられて、ノートも筆記用具も持たずにただ教室へ来て、ぼんやりと、あるいは私語にふけっている学生は、定期的に摘発し、追放するので注意すること。また、教室の後ろの方に座って雑談にふける学生を戒めるために、アンケートをとったり、練習問題を行う際には必ず、座っているブロック番号(こちらで指定)を記入してもらい、その種の学生が不利になるように配慮している。また名簿を見てランダムに指名してあて、ボーナス点を与えている。今年からは「不在者減点」を行う予定である。なお、レポートを遅れて出す学生や、締切後に強引に提出しようとする学生は、理由のいかんにかかわらず、期末試験の点数から大幅減点を条件に受け取ることになりますので、用心して下さい。また、授業中にトイレへ行く学生はそれだけで減点します。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験)、第2学期(学年末試験)
基本的には定期試験の点数により評価するが、授業に出ることは単位取得に非常に有利である。授業中に何度も行う演習問題、アンケートなどを加点し、また授業中に指名して答えてもらったりすることがかなりある。この場合、そのプラス点は莫大である。今年からはこの場合の「不在者減点」を行う予定である。また、レポート提出用紙の形式指定(B5、表裏の区別、必要な記入内容など)に従わない提出物は例年通り無得点になる。なお、試験は第1学期・第2学期ともノートとコピーは持ち込み不可、書籍類持ち込み自由、電卓必携とする。授業に出ない学生に過去、優がついたことはない。ふだん授業に出ていなくて試験直前だけ情報を集め、試験だけを受ける学生が、結果としてことごとく不可となるのが、過去の傾向である。

教科書

小山 明宏経営財務論 新訂版創成社2005
経営財務の標準的な教科書

参考文献

上田、小山、手塚経営学再入門同友館2002
授業時に指示する。