比較芸術学演習II
近代音楽について

担 当 者 単 位 配当年次 開講期間 曜 日 時 限
藤原 義久 講師 4 2〜4 通年 2

授業の目的・内容

19世紀後半から20世紀前半にかけての一時期、ヨーロッパ芸術音楽の作曲活動は、歴史上他に例を見ない大きな変革の時を迎えた。作曲スタイルは勿論のこと、ヨーロッパ音楽を成立させていた音組織そのものが、根底から揺らぎ始めたのである。この興味深い時代を、何人かの作曲家の創作態度と、その成果である作品を例に考察してみたい。

授業計画

はじめに。今年度の講義内容、進め方などについてのガイダンス。
ヨーロッパ音楽について。歴史の概観。
ドビュッシーと近代フランス音楽について
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13 ストラヴィンスキーとその影響
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16 シェーンベルクとその影響
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21 バルトークとその影響
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26 近代音楽と現代音楽文化について
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28 まとめ
音楽に関する講義なので、初歩的な楽典の知識があると、より理解が深まると思う。

授業方法

講義もさることながら、音楽を聴く機会、楽譜を見る機会をなるべく多くする予定である。したがって<音>を聴くことに集中出来ない態度が著しい学生に対しては、年度の途中でも、以後の聴講を許可しない場合がある。

成績評価の方法

第2学期(学年末試験)
学年末試験と随時提出させる小レポートによって評価する。

教科書

その都度指示する。

参考文献

その都度指示する。

その他

ジャンルを問わず、なんらかの音楽活動を行っている学生の履修を優先する。