基礎演習D
アメリカ文学の名文を味わう

担 当 者 単 位 配当年次 開講期間 曜 日 時 限
上岡 伸雄 教授 2 1 通年 1

授業の目的・内容

アメリカ文学作品から特に選び出された名文を音読・暗誦し、名文に馴染むことから、英語力(聞き取り力や会話力を含む)のアップをはかる。作品について丁寧に解説し、適宜関連する映画等も見せるので、アメリカ文学の歴史背景を知り、文学を深く味わうことへのきっかけにもしてもらいたい。

授業計画

イントロ
ラルフ・ウォルド・エマソン
フレデリック・ダグラス
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
ウォルト・ホイットマン
映画の紹介(『いまを生きる』)
ナサニエル・ホーソン
ハーマン・メルヴィル
マーク・トウェイン
10 映画の紹介(ヘンリー・ジェイムズのもの)
11 ウィラ・キャザー
12 イーディス・ウォートン
13 ロバート・フロスト
14 フィッツジェラルド
15 映画の紹介(『華麗なるギャツビー』)
16 アーネスト・ヘミングウェイ
17 ラルフ・エリスン
18 映画の紹介(黒人作家のもの)
19 J.D. サリンジャー
20 カート・ヴォネガット
21 レイモンド・カーヴァー
22 映画の紹介(『ショート・カッツ』)
23 ポール・オースター
24 ティム・オブライエン
25 映画の紹介(オースターの映画)

授業方法

毎回、名文の背景に関する説明を聞いてメモを取り、要点を覚える。さらに名文のさわりを音読練習し、背景の説明とともに暗誦できるようにする。最後に聞き取りテストで確認する。受動的に講義を聴いているのではなく、授業への積極的な取り組みが求められる。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験)、第2学期(学年末試験)
通常の授業にどれだけ熱心に参加するかが何より大事。その上で毎回の小テストの結果と各学期末のテストの結果で評価する。

教科書

斎藤兆史・上岡伸雄英語達人読本版、中央公論新社2004