特別演習
ドイツのサブカルチャー

担 当 者 単 位 配当年次 開講期間 曜 日 時 限
保阪 良子 助教授 4 4 通年 3

授業の目的・内容

一年を通して、ドイツのサブカルチャーにアクセスするための方法を身につけ、日本語や英語だけでなくドイツ語も手段として使えるようにすること、ドイツ語の語彙や表現を増やすことがこの授業の目的です。具体的には、第1学期は、昔とここ数年のドイツの映画を見ます。字幕、あれば台本やノベライゼーションズを参考にしながら面白い表現、使える表現などをピックアップしていきます。第2学期は、インターネットなどを利用して、各自が関心を持っている分野(映画、スポーツ、ファッション、コスメ、音楽など)についてのテクスト(書かれたものに限らない)を探し出し、それについて報告していただきます。

授業計画

オリエンテーション
(第1学期)ドイツの映画を見る、テクストを読む、語彙や表現をピックアップする
(第2学期)関心分野に関わるテクストを対象に報告する(内容、背景知識、特色、表現・語彙の点での特色、面白さなど)
予定している映画は『未完成交響曲』『ナスティ・ガール』『ビヨンド・ザ・サイレンス』『グッバイ・レーニン』などで、それぞれについてすべて見るか一部のみ見るかはその都度決めていきます。

授業方法

映画の部分では、見る前に背景知識の確認、関連テクストがあれば簡単に目を通した上で見て行きます。途中で止めることも多くあります。その上で面白い表現などがあればチェック・記録しておき、最終的には各自の「ドイツ語表現ノート」といった形のものを作ってもらいます。第2学期の報告においても自分あるいは他の参加者の報告から使える表現などを採取し「ノート」の内容をさらに充実していただきます。

成績評価の方法

平常点(出席している、遅刻しない、積極的に授業に参加している)、報告、「表現ノート」の作成と提出(「ノート」は後日、返却いたします)

教科書

授業中に読むテクストはこちらで準備いたします。

参考文献

参考となる辞書類などは授業中に適宜指示いたします。

その他

就職活動を理由に授業を欠席することはやむを得ませんが、その場合は、あらかじめ(あるいは事後であっても)必ず書面(書式は自由)にてその旨を担当者に直接伝えてください。ただ、その場合でも、無断欠席ではないということだけで、欠席としてカウントされないということではありません。なお、就職が内定などして、就職活動をもうする必要がなくなった場合もすぐに申し出てください。