担 当 者 | 単 位 | 配当年次 | 開講期間 | 曜 日 | 時 限 |
宇賀神 博 講師 | 2 | 2〜4 | 第2学期 | 水 | 4 |
1 | 人間工学の成立経緯とその今日的意義 |
2 | 人間工学の基本概念とマン-マシンシステム・モデルの考え方 |
3 | 人間の感覚特性と表示デザイン |
4 | 人間の運動特性と操作デザイン |
5 | 人間行動の理解と人間中心のシステム設計 |
6 | 労働における安全と健康の諸問題 |
7 | 作業空間と作業姿勢の適正化 |
8 | 物理的環境の調整によるパフォーマンスと満足感の向上 |
9 | 日常災害とその防止 |
10 | 交通場面の人間工学 |
11 | バリアフリーデザインとユニバーサルデザイン |
12 | ヒューマンファクターによる事故・災害 |
13 | ヒューマンエラーへの対処方策 |
14 | まとめ |
人間工学は、人間の心身機能や特性に適合した機器や環境の実現を目指す学際的領域であり、認知心理学、環境心理学、産業・組織心理学などとの関連が深い。もともとは労働場面における働きやすさの追究を中心に発展してきたが、現在では日常生活場面への貢献にも力が入れられている。その考え方と実践を理解することは、安全で快適な行動環境の構築に役立つとともに、人間と技術との関係や、社会と産業の方向性を考察するうえでも有用であろう。 |