理論経済学演習V
生産性とマクロ経済学

担 当 者 単 位 配当年次 開講期間 曜 日 時 限
宮川 努 教授 4 D/M 通年 3

授業の目的・内容

マクロ経済学の二つの大きな柱は、景気循環と経済成長である。生産性の問題は、両者の理解に重要な影響を与えている。ここでは講義と輪読を交えて、生産性に関する基本文献と、現実経済に関する実証論文を読む。

授業計画

講義の概要説明
講義1:Solowの経済成長理論(1)(Romer 第1章)
講義2:Solowの経済成長理論(2)(Romer 第1章)
講義3:内生的成長理論(1)(Jones 第5章、第6章)
講義4:内生的成長理論(2)(Jones 第5章、第6章)
講義5:実物的景気循環理論(1)(Romer 第4章)
講義6:実物的景気循環理論(2)(Romer 第4章)
Solow論文
Domar論文
10 中嶋「日本経済の生産性分析」第1章
11 中嶋「日本経済の生産性分析」第2章
12 中嶋「日本経済の生産性分析」第3章
13 Hayashi and Prescott論文(1)
14 Hayashi and Prescott論文(2)
15 Inui and Kwon 論文(1)
16 Inui and Kwon 論文(2)
17 Nishimura, Nakajima, and Kiyota論文(1)
18 Nishimura, Nakajima, and Kiyota論文(2)
19 Fukao and Kwon 論文(1)
20 Fukao and Kwon 論文(2)
21 Kawamoto論文(1)
22 Kawamoto論文(2)
23 Basu, Fernald, Oulton, and Srinivasan論文(1)
24 Basu, Fernald, Oulton, and Srinivasan論文(2)
25 Basu, Fernald and Kimball論文
最初に上級マクロ経済学の簡単な復習をするが、マクロ経済学2を事前に履修していることが望ましい。

授業方法

読む論文等については、あらためて授業で指示することがある。

成績評価の方法

出席と論文報告によって評価する。