有機化学特論III
有機合成化学における選択性

担 当 者 単 位 配当年次 開講期間 曜 日 時 限
秋山 隆彦 教授 2 M 第2学期 2

授業の目的・内容

有機合成化学の手法を駆使することにより、複雑な有機化合物を選択性良く合成することが可能になってきた。この講義においては、有機合成化学の方法論、即ち、如何にして選択的かつ効率的に目標の化合物を合成するかについて学ぶ。
有機金属化学を用いた高選択的合成反応に主眼を置き、なぜ反応が選択的に進行するかについて、実例を挙げながら解説する。またそれらの反応を用いた天然有機化合物の合成について紹介し、有機合成化学の最前線に触れる。

授業計画

選択的有機合成反応、即ち、官能基選択的反応、立体選択的反応、および位置選択的反応について、実例を挙げながら紹介する。

授業方法

随時、演習問題を解きながら講義形式で行う。

成績評価の方法

途中および最後にレポートを提出し、出席状況を参考にして評価する。