社会科教育法I
社会科の目標と指導上の工夫

担 当 者 単 位 配当年次 開講期間 曜 日 時 限
諏訪 哲郎 教授 2 2〜4 第1学期 3

授業の目的・内容

前半では、第二次世界大戦後に成立した社会科の変遷と21世紀に求められている教育のあり方について概説した後、中学校・高等学校の学習指導要領を検討する。後半では、実際に社会科の授業を進める上での様々な工夫を提示した後、実際に指導案を作成し、模擬授業をしてもらう。

授業計画

21世紀に求められている教育:受信型から参加型へ
社会科とは? 初期社会科と「総合的な学習の時間」
社会科の変遷、内容の精選と厳選をめぐって
中学校学習指導要領(地理的分野)
高等学校学習指導要領(地理A、地理B)
指導上の工夫:地図・統計・視聴覚機器の活用
指導上の工夫:グループワーク
授業の組み立てと指導案の作成
模擬授業(1)
10 模擬授業(2)
11 模擬授業(3)
12 模擬授業(4)、社会科教員に求められるもの
授業とは別に地名に関するテストを行い、その試験の合格を学期末試験の受験資格とする。

授業方法

前半は現在の学校・教育の動向と社会科の関わりについての解説が多いが、後半では受講生自身が授業を作る立場になって、さまざまな実体験を重ねる参加体験型の授業を目指す。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験)
学期末試験の成績、出欠状況、作業課題への貢献度等を総合して評価する。