特別活動の研究D
特別活動を実践的に学ぶ

担 当 者 単 位 配当年次 開講期間 曜 日 時 限
林 幸克 講師 2 2〜4 第2学期 2

授業の目的・内容

この科目では、教科学習と並んで学校教育の重要な柱となっている「特別活動」の意義や課題などについて、さまざまな観点から検討を加える。
特別活動は、集団活動を基盤とした活動であり、生徒の主体的な参加と教師の適切な指導・助言によって、教育効果を発揮するものである。そこで「集団のあり方と教師のかかわり方」をキーワードにして考察を深めることにする。具体的には学級活動、生徒会活動、学校行事の各領域の指導のあり方について考察する。特に学校行事については、模擬遠足実習をおこない、体験的に学ぶ機会を提供する。

授業計画

特別活動の意義と役割
学級・ホームルーム活動と人間形成
学校行事(行事の意義)
学校行事(行事の計画)
部活動と人間関係
特別活動における指導のあり方
学校行事(行事の運営法)
生徒会活動と自治
ワークショップ論
10 学校行事(行事の実習)模擬遠足実習
11 学校行事(ふりかえり)
12 特別活動の課題と展望
模擬遠足実習を日曜日に1回おこなう。(12月4日の予定)
グループ学習を行う。第1回、第2回に出席しない者はグループ登録しない。

授業方法

講義、グループ討論、実習など多様な方法を用いる。

成績評価の方法

第2学期(学年末試験)
総合評価(テスト、ミニレポート、発表等)

教科書

長沼豊、柴崎直人、林幸克編著特別活動概論久美出版2005

その他

「模擬遠足実習」への参加が、単位認定の最低条件である。