英語R(中級)政IA

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
岡本 誠 講師 2   通年 3

授業の目的・内容

英語の媒体で入手できる新聞・定期刊行誌の記事を中心に、まずはリーディングのクラスにふさわしい読解力養成を目指す。それに加えて、学生諸君に非常に欠如していると思われるリスニングの力をも刺激したく、当日朝あるいは昨晩のニュースも録音してくる日も設け、これも利用したい。ニュースはワシントンからの短波放送VOAからのものである。合わせて当日の Japan Times も利用する。要は政治学専攻にふさわしく、世界の政治・経済の動きにいつもフォローしているように自分をしたてることである。そうすれば自分の意見が持てる。世界の政治と経済はOPECの原油価格決定にしろ、中国の人民元の切り上げにしろリンクしていることが多い、と思っているべきである。この講義はその一助になれば、というものである。

授業計画

上記の目的に沿って行なっていくが、特定の教科書を利用せず常にup-to-dateなトピックスを追っていくので、1回目になにをする、2回目にかにをする、3回目にあれをする、4回目にこれをする、といったプランはたてない。9.11のような事件が起これば、直ちにその背景を追うことにする。参考に昨年の場合を紹介すると、最近とみに帝国主義的様相を帯びてきたアメリカの動き、それに伴うブッシュ政権と世界的軍備再編成の関係を、定期刊行物や新聞から、また放送ニュースから取り出してきて使用した。本年もこのような趣旨で行うことになる。

授業方法

学生諸君にまず発表してもらう。読むべき材料をまず渡されるので、当然のことであるが、綿密に下見をしてくること。かなり読み応えを覚えるであろうが、自分の実力養成のために頑張るしかない。たまたま欠席したとき次のプリントが配られていた際は、授業の始まる前に講師控え室まで取りにくること。

成績評価の方法

第1学期 (学期末試験) :試験を実施する
第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
発表に際して綿密に下見をしているかどうか、第1学期と第2学期の試験、出席状況など総合的に評価する。要はいかに授業に attend しているかである。

教科書

特定の教科書は使わない。上にも記したように、常に新しい事態に対応して読むものを選びたいからである。

履修上の注意

第一回目授業に必ず出席のこと。

その他

児童に向かって言う注意事項のようでバカバカしいが、授業中席を立たない、ケータイの電源は切る、頭に被り物をかぶったまま授業に出ない。