日本政治外交史演習
日本外交の構想力

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
井上 寿一 教授 4 3〜4 通年 5

授業の目的・内容

【目的】
考え方が異なる人が集まることで生まれる知的緊張関係をエネルギー源として、相互の違いを認識し合いながらも、相互依存関係で結びついたネットワークを形成し、課題達成のために協力することが、このクラスの目的です。
☆ 問題発見能力の養成
☆ 自分の頭で考え、自分の言葉で表現するトレーニング
☆ 共同作業・共同討論による知的な人間関係の構築
☆ 「書を持って街へ出よう」
【テーマの説明】
今、日本外交の構想力が問われています。「失われた十年」の後、日本は外交の分野においても国際的な地位の低下が著しく、さまざまな難問に直面しています。北朝鮮の核問題、近隣諸国関係の停滞、安保理常任理事国入り挫折後の国連外交、未解決の領土問題、空洞化する日米同盟。さらに中東地域やEUからは日本外交はほとんどその存在を意識されていないかのようです。このような国際的孤立化から脱却し、世界に向けて外交政策を発信するために、日本外交の構想力を考えることが今年のテーマです。

授業計画

オリエンテーション
何が問題かを調べる(1)
何が問題かを調べる(2)
課題を設定する(1)
課題を設定する(2)
どのようにアプローチするか(1)
どのようにアプローチするか(2)
フィールドワーク実習(1)
フィールドワーク実習(2)
10 インタビュー実習(1)
11 インタビュー実習(2)
12 個別テーマA−問題状況の確認−
13 個別テーマB−問題状況の確認−
14 個別テーマC−問題状況の確認−
15 個別テーマD−問題状況の確認−
16 個別テーマA−調査報告と分析−
17 個別テーマB−調査報告と分析−
18 個別テーマC−調査報告と分析−
19 個別テーマD−調査報告と分析−
20 政策提言書(案)の発表(1)
21 政策提言書(案)の発表(2)
22 政策提言書(案)の発表(3)
23 政策提言書(案)の発表(4)
24 政策提言書の完成版のまとめ
第1学期は、参加者全員が共通の基礎的知識を身につけ、問題の所在を確認し、問題関心の共有を図ります。第2学期は、ワークショップ形式の共同研究を中心として、個別テーマの分析を進めます。
なお上記の予定は暫定的なものです。作業の進捗状況に応じて、組み替えることが前提です。

授業方法

第1学期は、バズセッション中心の討論形式。第2学期は、3、4年生混成グループによる共同作業形式。インタビュー取材や当事者からのヒヤリング、関係者との意見交換を行い、校外見学を含むフィールドワークを積極的に展開します。また、年度末に政策提言書を作成します。

成績評価の方法

無断欠席・無断遅刻を一度もしないことを前提に、報告内容と参加姿勢を基礎として、平常点で評価します。

教科書

読売新聞政治部検証 国家戦略なき日本新潮社2006
テキストはこちらで準備します。各自が購入する必要はありません。
なお開講時に、テキスト・参考文献のリストを配付します。

参考文献

澤田克己「脱日」する韓国ユビキタ・スタジオ2006
清水美和中国が「反日」を捨てる日講談社α新書2006
上記の参考文献についての資料はこちらで準備し、配付します。

履修上の注意

履修者数制限あり。(1学年10名前後)
第一回目授業に必ず出席のこと。

その他

年2回(夏・冬)の合宿を行います。