特別演習
パブリック・ディプロマシーI

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
島 肇久 特別客員教授 2 2〜4 第1学期 3

授業の目的・内容

外交とは国際間の様々な問題を交渉で処理、解決することだが、その仕事は、最早、政府と政府の間だけで行われるのではなく、自国と相手国双方のメディア、非政府団体、企業など、社会の様々な構成要素がステークホールダーとなって関与するようになっている。中でも重要なのは、自国と相手国双方の国民世論であり、今世界の主要国はこぞって世論への働きかけを重視するパブリック・ディプロマシーに力を入れている。第1学期の(I)は、様々な文献や資料をもとにパブリック・ディプロマシーの理念を考察する。

授業計画

オリエンテーション
新しいパブリック・ディプロマシー 理論と実践
新パブリック・ディプロマシー再考
アメリカのパブリック・ディプロマシー
カナダとノルウェーの場合
中国のパブリック・ディプロマシー
異端国家のパブリック・ディプロマシー
EUのパブリック・ディプロマシー
文化交流が果たす役割
10 ナショナル・ブランド
11 パブリック・ディプロマシーの新局面
12 パブリック・ディプロマシー・トレーニング
13 まとめ
この特別演習は第1学期に主にパブリック・ディプロマシーの理論面を考察し、第2学期には「日本の対外イメージをどう高めるか」を中心にパブリック・ディプロマシーを実践的に研究する予定です。

授業方法

最近イギリスで出版された「ニュー・パブリック・ディプロマシー」という本やアメリカで始まった「パブリック・ディプロマシー・ウォッチ」というウエブ・サイトを読み解きつつ、パブリック・ディプロマシーに関する理念と世界の最新情報を研究します。

成績評価の方法

毎回の演習での発表、発言、小論文(月1回程度)で成績を評価します。

教科書

必要な文献、資料のコピーを配布します。

参考文献

ハロルド・ニコルソンの「外交」をはじめとして、外交、メディア、国際政治に関する書物を出来るだけ多く読んで下さい。特定の文献を読む必要が生じた時には、その旨指示します。

履修上の注意

履修者数制限あり。(15人)
第一回目授業に必ず出席のこと。
2年以上での履修を勧める。

その他

この特別演習は、第1学期と第2学期を通じて参加していただくことを念頭に、準備しています。したがって履修者の皆さんは是非、1−2学期を通じて参加して下さい。また平成18年度とは違う内容で演習を行いますので、18年度に「パブリック・ディプロマシー」の特別演習に参加した諸君が再び参加されることを歓迎します。