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心理学特別研究７（心理学研究法特論２）
―「残虐性」の社会心理学―
| 担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
| 安藤 清志 講師 |
4 |
D |
通年 |
金 |
3 |
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ある状況のもとで、「ふつうの人」が他者に対して残虐な行為をおこなうことがある。主として戦争や犯罪に関連する問題であるが、こうした行動を心理学的に分析することは、いわゆる「いじめ」など、より日常的な場面におけるを葛藤を理解するうえでも重要である。この講義では、同調、服従、道徳離脱、罪悪感、社会的カテゴリ化、コミットメント、認知的不協和など、主として社会心理学の視点からこの問題を考察する。
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| １ |
状況の力 |
| ２ |
ミルグラムの服従実験再考 |
| ３ |
ビデオ視聴「４時間で消された村」 |
| ４ |
ジンバルドーの刑務所実験再考 |
| ５ |
道徳離脱の過程 |
| ６ |
道徳離脱の過程 |
| ７ |
罪悪感と人間行動 |
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罪悪感と人間行動 |
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関連論文講読 |
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最初の数回は講義形式で行い、その後、テキストを講読する。
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テキストとして使用する書籍や論文については授業時に指示する。
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Waller, J., Becoming Evil: How Ordinary People Commit Genocide and Mass Killing., Oxford University Press., 2002
Miller, A. G., The social psychology of good and evil., Guilford Press, 2004
筑摩書房『戦争における「人殺し」の心理学』グロスマン
Newman, L. S., & Erber, R., Understanding genocide: The social psychology of the Holocaust., Oxford University Press., 2002
- 第一回目授業に必ず出席のこと。