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※フランス演劇演習
――演劇理論を読む――
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
佐伯 隆幸 教授 |
4 |
3〜4 |
通年 |
金 |
5 |

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昨年度より開始のPatrice Pavis, Analyse des spectaclesを続読します。
演劇は20世紀後半から大きく変貌して、「現代演劇」としか呼びえないものが擡頭、その後の流れを形成しているわけですが、ジャンルとしても舞台芸術/「パフォーマンス」としてある芸術形式の「今日」をきちんと把握する方法論はいまだ確定をみていません。本書はそれに関する総合的で、それなりに高度な方法論的入門書です。具体的な舞台(しばしばわたしが解説、リードするスタイルになります。学部生も参加可能なようとくにイントロは)を媒介に、その方法論的仮説を履修する諸君にはなるべく生で《経験》してもらうつもりです。
基本は演習形式で、テクストを読みながら。討論し(できうれば)進めます。

- 成績は第1、2学期でのテクスト読解、発表、学年末のレポートの水準などを総合的に勘案して出します。成績も大事ですが、「思考」が第一です。

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文献は多々ありますが、まず肝要なのは所定のテクストを深く読むことです。
テクスト Patrice Pavis, Analyse des spectacles