※日本東洋美術史特殊研究
中世美術の場

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
佐野 みどり 教授 4 2〜4 通年 2

授業の目的・内容

造形の創造と受容を<風流><物語><フレーム><メディア>の視座から再考していきます。
個々の作品、事象に即しつつ、できるだけ歴史、文学、美術を横断する立論を目指したいと思います。
今年度は、古典文学と造形の相関、中世障屏画の検討、掛幅縁起絵とそのプロトタイプ、芸能と造形の相関、といったトピックを取り上げ、中世美術を取り巻く文化環境の検討にも目を向けていきたいと思います。

授業計画

源氏物語と造形
同上
古典文学と造形
同上
中世障屏画の変容
同上
10
11
12 美術の場:流通と消費
13 同上
14
15 中世掛幅縁起絵のマトリックス
16 同上
17
18
19
20 美術の場:物語と芸能
21 同上
22
23
24 美術の場:室礼
25 同上

授業方法

配布レジュメとスライド等の映像資料に基く講義を行ないます。
なお、参考文献は各テーマごとに提示します。

成績評価の方法

レポート50%、平常点50%
毎回授業内ミニレポートを書いてもらいます。

参考文献

佐野みどり風流、造形、物語スカイドア1997
泉万里光をまとう中世絵画』(角川叢書角川学芸出版2007
榊原悟美の架け橋ぺりかん社2002
トピックごとに授業時に指示します。

その他

毎回提出のミニレポートは、コメントをつけて返却します。