特設演習(裁判を読む)

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
神前 禎 教授 4 1〜2 通年 4

授業の目的・内容

大学で法学を学ぶにあたっては、裁判所において実際の事件がどのように解決されたかを知るために、裁判を読むことが必要になる。この授業の目的は、裁判を読むのに必要な知識を得ること、裁判を読むことで法の解釈を身につけること、法的な議論の仕方を身につけること、法的なレポートを作成する能力を身につけることである。

授業計画

授業の進め方、履修者の選抜について
基礎知識1 司法制度など
基礎知識2 判決文の構造など
判決1 判決の検討
判決1 レポートの検討
…以下、判決を読み議論をする回と、提出されたレポートを検討する回とを交互に繰り返す。
詳細は、1回目の授業で説明する。

授業方法

最初の2・3回程度を使って裁判を読むのに必要な基礎知識を伝えた後、おおむね2回の授業で一つの裁判例を取り上げる。1回目の授業では、当該裁判例についてその内容を確認した上でその妥当性を議論する。2回目の授業の前にレポートを提出してもらい、2回目の授業では、提出されたレポートを取り上げて、内容的な点のほか、レポートの書き方についても検討する。

成績評価の方法

提出されたレポートおよび授業中の発言による。

参考文献

授業で適宜紹介する。

履修上の注意

履修者数制限あり。
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

この科目は、法学部以外の学生は履修できない。