国際政治経済I

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
五野井 郁夫 講師 2 1〜4 第1学期 4

授業の目的・内容

この授業では、国際政治経済体制の成り立ちと現状を概観してゆきます。第2次大戦後の世界経済は、経済の相互依存化が進んだばかりでなく、企業や個人が国境の枠を越えて活動・相互作用するようになっています。この授業では、貿易、通貨、投資、地域統合、開発問題といった、国際政治経済学の主要なトピックを取り上げ、受講者の一般的な理解を深めることを目的としています。

授業計画

ガイダンス ――― 授業の目的、内容、進め方
国際関係論と国際政治経済学
戦後国際貿易体制の成立と現在
貿易自由化(多角的自由化の停滞、地域貿易協定)
貿易摩擦(多国間の紛争解決メカニズム、2国間交渉)
戦後国際通貨体制の成立と現在
金融のグローバル化と国家の対応
多国籍企業
海外直接投資
10 地域統合
11 途上国の開発政策
12 途上国とグローバル化
13 日本から見た国際政治経済
本授業は、第2学期の国際政治経済と一括して受講することを前提として構成しています。本授業のみの受講も可能ではありますが、引き続き国際政治経済も履修されることをお薦めします。なお、講義の進度次第で、上記の内容や順序を調整する可能性があります。

授業方法

講義形式とします。なお、授業中の報告もしくは中間レポートを予定しています。詳細は受講者と相談のうえ決定します。

成績評価の方法

第1学期 (学期末試験) :試験を実施する
授業中の報告もしくは中間レポート

教科書

特定の教科書は指定しません。必要に応じてレジュメを用意します。

参考文献

参考文献等は授業時に指示します。