日本文学講義II
江戸時代の古典享受

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
鈴木 健一 教授 4 2〜4 通年 3

授業の目的・内容

江戸時代において『源氏物語』『伊勢物語』『平家物語』や『古今和歌集』などがどのように享受されたのかを、具体的な本文に即しながら考えていきます。江戸時代の文学が好きな人、古典全般を味わってみたい人、絵画が好きな人、ぜひ参加して下さい。

授業計画

はじめに
源氏物語の享受全般について
夕顔巻を読んでみよう
江戸の散文における夕顔巻の影響
江戸の詩歌における夕顔巻の影響
若紫巻を読んでみよう
10 江戸の詩歌における若紫巻の影響
11 江戸の絵画における若紫巻の影響
12 伊勢物語の享受全般について
13
14 古今集仮名序の江戸時代における享受
15
16 本居宣長の古今集歌解釈
17 年内立春歌の享受
18
19 『和漢朗詠集』の江戸的展開
20
21 江戸時代の歌人と西行
22 『平家物語』の享受全般について
23
24
25 『義経記』の享受全般について
26 漢詩が詠んだ歴史の世界

授業方法

基本的に講義形式。質疑応答をしながらすすめたいと思っています。

成績評価の方法

第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
夏のレポート、出席状況など。

教科書

毎回プリントを用意します。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。