文化背景演習B

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
第1学期 眞野 泰 教授
第2学期 上岡 伸雄 教授
4 1(〜3) 通年 1

眞野 泰 教授 (第1学期) 英語の歴史・英語の地理

授業の目的・内容

英語はおそらく英語英米文化学科に属する全教師・全学生に唯一共通した関心の対象でしょう。この授業の目的は、英語の歴史とその現在の姿について学ぶことです。英語の通時的、共時的な広がりを知ることは、それ自体が驚きにあふれた楽しみですし、さらにはみなさんの言葉と文化への関心の幅を広げてもくれるでしょう。これから4年間、英語と英語圏文化を学んでいくための基礎をつくりたいと思います。なお、この授業は、同じ教科書を使い同じ眞野が担当する英語R(中級)英1Bと補完し合う関係に立ちます。英語R(中級)では語学面に力点をおきます。

授業計画

イントロダクション
英語圏の広がり
英語の生成
シェイクスピアの時代と英語
スコットランドと英語
アイルランドと英語
ブラック・イングリッシュ
北米大陸と英語
ロンドンの英語とオセアニアの英語
10 多様な英語―現在と未来
11 エピローグ
12 総復習(1)
13 総復習(2)
14 総復習(3)
15 予備日

授業方法

BBCのDVD The Story of Englishを見て、DVDと教科書の内容について解説します。語学面は主として英語R(中級)で扱いますが、この授業でもキーセンテンスを暗記してもらうなど多少は語学的訓練もします。

成績評価の方法

レポート
キーセンテンスとボキャブラリーのテストおよび学期末レポートで評価します。

教科書

R. McCrum et al., The Story of English, Macmillan Languagehouse

参考文献

適宜、紹介します。

履修上の注意

履修者数制限あり。(40名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

よい雰囲気のクラスにしたいと思います。真面目に勉強するけれども、へんに緊張しない、言いたいことは自由に言える場にしたい。それから、わからないのにわかったふりをするのはやめよう。教師も学生も自分をごまかさない授業にしたい。

上岡 伸雄 教授 (第2学期) アメリカの地理と歴史

授業の目的・内容

英語を使いこなすことはもちろん、現代社会を正しく読み取るためにも、最低の教養としてアメリカ史の知識は必要である。この授業は、アメリカ史を扱ったビデオ教材を見ながら、独立、南北戦争、産業革命、そして2つの世界大戦などを経て超大国となっていくアメリカの歴史をたどる。さらにテキストから選ばれた重要単語とキーセンテンスの暗誦を通し、英語の基礎力を高めることも目標とする。

授業計画

North vs. South in the Founding of the USA
Jefferson Decides to Purchase Louisiana
Civil War and Social Change in Georgia
A Nation of Immigrants: The Chinese-American Experience
Moving North to Chicago
10
11 New Deal for the Dust Bowl
12

授業方法

今年度はGeography in U. S. Historyの1から3章、および7から9章の計6章を扱う。毎回、まずビデオを見た上で、スクリプトの内容について解説。また、関連する映像や資料を通し、アメリカ史への理解を深める。重要単語とキーセンテンスを覚えているかどうかについては、随時小テストで確認する。学期末には、各自がアメリカ史に関するひとつの事項をテーマに、関連する資料を読み、レポートを作成する。

成績評価の方法

レポート
普段の授業と小テストの結果、さらに学期末のレポートで評価する。

教科書

上岡伸雄Geography in U. S. History
初回の授業で販売する。

参考文献

猿谷要検証 アメリカ500年の物語』(平凡社ライブラリーOffシリーズ平凡社

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。