文学・文化コース 専門演習(3)
Kinderliteratur (1)

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
大貫 敦子 教授 2 3〜4 第1学期 3

授業の目的・内容

ドイツ語圏において児童文学といわれるジャンルがどのように登場してきたのか、また時代によってどのように変化してきたのか、そもそも児童文学をどう定義づけするか、といった問題を考えていきます。ドイツ語圏の児童文学に関しては、日本語で紹介されたものが多いとは言えません。したがって、授業ではドイツ語の文献を読むことになります。また同時に、ドイツ語での文献検索や参考資料の読み方も学びます。時代的には、Heinrich Hoffmannによる『もじゃもじゃペーター』(1844)から、第二帝政期前半までを扱う予定です。

授業計画

イントロダクション
児童文学とは、どう定義づけられてきたか
Heinrich HoffmannとStruwwelpeter"
第二帝政期における「よい子の教育」(Frhliche Jugend")
10
11 いたずらっ子の世界:人気を博したマンガ本(Wilhelm Busch:Max und Moritz" )
12
13

授業方法

作品や作家についての解説もドイツ語のテクストで読んでいきますので、与えられたテクストの予習を前提とします。

成績評価の方法

学期末レポート
授業への参加態度、特に予習をきちんとして授業に出席しているかどうかを重視します。

教科書

テクストは授業時に配布します。

参考文献

授業中に指示します。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。