フランス語圏文化入門(舞台・映像)

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
芳野 まい 講師 4 1~4 通年 2

授業の目的・内容

第1学期は舞台芸術を取り上げ、古典主義から現代までのフランスの舞台芸術の変遷をたどり、舞台表現とはなにかを考えます。第2学期は映画を取り上げ、フランス映画史をたどりながら、映像をめぐるさまざまな思考、実践に触れます。

授業方法

フランスの舞台・映像芸術について特に詳しい知識は必要ありませんが、授業開始前に指定の教科書二冊を通読しておくこと。授業は、教科書二冊を通読してあることを前提とした上で行います。
第1学期「舞台芸術」の授業には『演劇の歴史』を、
第2学期「映像芸術」の授業には『フランス映画史の誘惑』を、
毎回かならず持参すること。
キーワード等をフランス語でも学ぶので、仏和辞書も毎回持参すること。

成績評価の方法

第1学期 (学期末試験) :試験を実施する
第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
毎回の授業のレポート、自由鑑賞レポート

教科書

演劇の歴史』(アラン・ヴィアラ白水社2008年、ISBN:9784560509234
フランス映画史の誘惑』(中条省平集英社2003年、ISBN:4087201791
授業開始前に通読しておくこと。 

参考文献

授業時に適宜指示します。

その他

フランス語圏文化学科の1・2年生のみ、履修できます。
**レポートについて
・授業で鑑賞した作品についてのレポート
ほぼ毎週一本のペースで、授業で鑑賞した作品についてのレポート提出が求められます。
・自由鑑賞レポート(演劇1+映画1)
さらに、一年の間に各自、フランスの演劇・映画作品をそれぞれ一作品ずつ鑑賞し、それに関連したテーマの本を一冊読み(例:映画の原作を読む。劇作家、監督についての評伝を読む。)分析したレポートを提出することが求められます。
レポートは成績評価の対象となります。
いずれのレポートの場合でも、鑑賞した作品、また読んだ文献の基本データ*を調べて、最初に記すこと。
*例
映画
・日本語タイトル
・仏語タイトル
・鑑賞日と鑑賞場所
・制作年(日本での公開年)
・監督名
・主な出演者名
・撮影/音楽等
演劇
・タイトル
・鑑賞日と鑑賞場所
・演出
・脚本
・主な出演者
・舞台美術など