有機化学概論I 化1年
基礎的な合成、構造、及び反応性(その1)

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
持田 邦夫 教授 2 1 第1学期 2

授業の目的・内容

我々の身の回りには、天然・人工を問わず、無数の有機化合物に取り囲まれている。これら有機化合物は多種多様な結合様式や構造をとり、様々な反応性を示し、我々の役に立っている。本講義では模擬実験を交えながら高校で学んだ基礎的な有機化学の知識を再整理し、専門的な有機化学へとつながる講義を行う。これら基礎的な有機化学の授業を第1学期と第2学期に分けて授業を行う。

授業計画

構造と結合;酸と塩基
有機化合物の性質
有機化合物の性質;アルカン
アルケンとアルキンの反応
芳香族化合物
立体化学
ハロゲン化アルキル
アルコール、フェノール、エーテル
アルデヒドとケトン:求核付加反応
高校と授業の内容及び進め方がかなり異なるので予め教科書に目を通してから講義に臨んで欲しい。

授業方法

授業の内容を理解してもらうため、適宜模擬実験を行い、また分子模型を使用しながら行う。授業は教科書を中心に行う。また教科書だけでは理解が不足な箇所はプリントを配布する。

成績評価の方法

第1学期 (学期末試験) :試験を実施する
成績は2回のテスト、小テストなどを総合的に評価する。

教科書

マクマリー有機化学概説第6版、東京化学同人2007年、ISBN:9784807906628