生命分子科学4
生体内にある分子の構造と機能

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
安達 卓 教授
岡田 哲二 教授
清末 知宏 教授
2 3〜4 第2学期 2

授業の目的・内容

生体構造や生命活動を担う多様な分子に関する知識は、ゲノムプロジェクトの成果に代表されるように、膨大情報として蓄積されてきている。これらの情報を、分子の構造・機能・生物種群など、様々な観点から分類整理することは、それらを包括的に理解するために重要である。ここでは、動植物の生命現象の代表例(細胞死、光受容、情報伝達)を取り上げ、それを担う分子群を理解すると共に、英文資料の輪講により、生命分子を記述する英語に慣れることを目標とする。

授業計画

細胞死の一般論1
細胞死の一般論2
細胞死の応用論
成虫原基の発生
成虫原基と細胞死
情報伝達の成分と発見1
情報伝達の成分と発見2
酵素と受容体1
酵素と受容体2
10 モジュールとモチーフ
11 モデル植物
12 植物の光シグナル受容
13 植物の概日リズム
14 植物の花芽形成
15 植物バイオテクノロジー

授業方法

3名の教員(安達卓・岡田哲二・清末知宏)により、講述およびパワーポイント資料等を用いた授業を行う。一部、英語資料を用いた輪講形式を取り入れる。

成績評価の方法

第2学期 (学年末試験) :試験を実施する
試験には、3名の教員がそれぞれ出題した問題が含まれ、それらすべてについて解答する。合計100点満点として評価する。

参考文献

John Nelson, Structure and Function in Cell Signalling (Chapter 1-3), John Wiley & Sons Inc, ISBN:9780470025512