● 臨床心理査定演習
―心理アセスメントの体験的習得―

心理査定の理論と実際について基本的事項を学び、実習によって心理査定の方法を修得しながら、心理査定の臨床的アプローチについて理解を深める。

１	オリエンテーション：心理臨床の倫理とアセスメント
２	心理査定の意義とその方法；見立てと診断基準；DSM-の位置づけ
３	質問紙の臨床的活用
４	発達検査・知能検査の実際
５	神経心理学的検査の重要性：ベンダーゲシュタルト
６	ロールシャッハ法１　施行法
７	ロールシャッハ法２　スコアリング
８	ロールシャッハ法３　解釈
９	描画法１
10	描画法２
11	臨床心理査定アトラスの使い方
12	ハンドテスト入門
13	TATの読み方
14	SCTが示すもの
15	テストバッテリーの意義と心理所見の書き方　１
16	テストバッテリーの意義と心理所見の書き方　２
17	心理検査所見演習１
18	心理検査所見演習２
19	心理検査所見演習３
20	心理検査所見演習４
21	心理検査所見演習５
22	心理検査所見演習６
23	心理検査所見演習７

実際にテストを実施するとともに被検査者の立場を体験し、解釈を行い、所見を書く演習形式。

出席と授業の折に指示するレポートによる。

氏原寛・成田善弘『臨床心理学2　診断と見立て−心理アセスメント』培風館、2000年
伊藤良子『臨床心理学』ミネルヴァ書房、2008年

山中康裕・山下一夫『臨床心理テスト入門』第二版、東山書房、1988年
J.S.コーチン『現代臨床心理学』弘文堂、1980年

第1回目の授業に必ず出席のこと。