地理歴史科教育法I
教材研究の方法と授業の実践

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
小林 岳二 講師 2 2〜4 第1学期 5

授業の目的・内容

授業をするということは、自分(内)と生徒(外)へどこまで向かい合うことができるのか、不断の問いかけといえます。つまり、日々、教材研究と授業の工夫(学習動機を高める話し方、生徒の心理状態の把握など)に努めなければなりません。崇高な教育理念があっても生徒に伝わらなければ意味をなさなくなってしまいます。では、生徒に伝わる授業とはどのようなものでしょうか。前半では、学習指導要領の世界史像、教材研究の方法、授業づくりなどを検討し、後半では受講者に模擬授業をしてもらい、一緒に考えていきたいと思います。

授業計画

教師という仕事、教師に求められるもの
世界史を学ぶ意味・目的を考える
現行の高等学校学習指導要領「世界史A」「世界史B」について
新高等学校学習指導要領「世界史A」「世界史B」について
教材研究の方法
授業づくりについて
学習指導案の書き方
模擬授業1
模擬授業2
10 模擬授業3
11 模擬授業4
12 模擬授業5
13 模擬授業をふりかえって(討論)
受講者全員に模擬授業を体験してもらうために、受講者数によって第1回から第7回までの内容は多少変わる場合がある。受講者との意見交換を重視したい。 

授業方法

講義・模擬授業。

成績評価の方法

出席状況、授業中に行うアンケート、模擬授業への取り組み、他者の模擬授業への評価の内容。

教科書

特定の教科書は使用しない。随時、プリントを配布する。

参考文献

高校時代に用いた地理歴史科の教科書があれば望ましい。その他は、授業の中で随時紹介する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。