英語科教育法I

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
幡上 義弘 講師 2 2〜4 第1学期 5

授業の目的・内容

明治期以来の、日本における英語教育の必要性・是非をめぐっての論議を概観し、指導要領の成り立ちを検証するとともに、主だった教授法の特徴を理解するのが中心課題となる。コミュニケーションに関する洞察を深めながら、学校教育の一部としての現代の英語科教育の望ましい姿、今後の方向性を探る努力を受講者全員に期待する。各授業が、教壇に立つために必要な基本条件・基礎能力を確認する時間となるはずである。

授業計画

英語教育の基本 英語教育のキーワード
日本の英語教育の流れ(1) コミュニケーション能力について
日本の英語教育の流れ(2) 早期外国語学習について
学習指導要領概説(1) 指導目標について
学習指導要領概説(2)
英語教授法各論(1) 模擬授業(1)
英語教授法各論(2) 模擬授業(2)
英語教授法各論(3) 模擬授業(3)
英語教授法各論(4) 模擬授業(4)
10 英語教授法各論(5) 模擬授業(5)
11 シラバス構成について(1)年間計画 (評価方法、その他)
12 シラバス構成について(2)各時間の計画 (学習指導案、その他)
13 総括
進度は受講生の理解に合わせて調節する。1回ごとの講座の内容が多いため、1回も欠席をしないよう望む。

授業方法

講義を基本とし、個々の意見の発表、グループでの討論を適宜行う。

成績評価の方法

毎回の授業の出席と参加状況。毎回課す授業分析の内容。学期末の課題レポート。発表、デモンストレーションなどの総合判断による。

教科書

中学校学習指導要領
高等学校学習指導要領
適宜、必要な資料を補う。

参考文献

適宜、必要な資料を指示する。

その他

この科目は学習院大学で開講し、原則として学習院大学の学生のみ履修可能。
幡上講師担当クラス(水曜5限)か高田講師担当クラス(木曜1限)のどちらかを履修すること。受講希望クラスは4月10日(金)までに教職課程に申し出ること(締め切り厳守。履修人数に偏りが出た場合、どちらのクラスでも履修可能という学生に、クラス変更を依頼することもある)。
決定したクラスは4月15日(水)までに決定し、掲示で発表する。