道徳教育の研究B

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
瀬川 大 講師 2 2〜4 第2学期 2

授業の目的・内容

モラル・ハザードと言われる現代社会における、国民的公民的自立的規範意識を学校教育活動全体と「道徳」によってどのように形成するかを考える。

授業計画

中学校学習指導要領に示された「道徳」(ガイダンス1)
中学校「道徳」資料集の意義と活用方法(ガイダンス2)
仮想現実社会における中学生のモラル・ハザード実例1(匿名性の課題)
仮想現実社会における中学生のモラル・ハザード実例2(掲示板等の課題)
中間総括:ディスカッション〜モラル・ハザードをどう乗り越えるか(学生司会による)
人権と社会1〜「共存」「共生」の歴史概括
人権と社会2〜「共存」「共生」の今日的視点は何か1 グループ調査
人権と社会3〜「共存」「共生」の今日的視点は何か2 調査報告
自立と共同の学校1〜「支援」「援助」「共同」ということ
10 自立と共同の市民社会2〜「特別支援」と「自立」ということ
11 中間総括:ディスカッション〜自立・共同の学校はいかにあるべきか(学生司会による)
12 授業を作る1(一時授業の立案〜アウトライン作成)
13 授業を作る2(一時指導案作成)
14 代表者模擬授業とディスカッション
15 総括討論〜現代社会における道徳と学校の役割(学生司会による)
授業内容は、受講生の関心により、変更することがある。

成績評価の方法

討議参加(3/10)、授業中作成した指導案(3/10)ならびに期末レポート(4/10:論理整合、主張の明確さが評価の主軸)による総合評価。

教科書

中学校学習指導要領
道徳資料集

参考文献

川口幸宏編著モラル・エデュケーション八千代出版社1999